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2009年10月の活動日記

広島と滋賀で、放電と充電


出張先の広島で、迎える朝。


鉄道員としてスタートした思い出の地。
社会人として、多くの方々に出会い、
様々なことを教えて頂いた地。

妻と出会い、
家庭を持ち、子どもも生まれた地。

広島での時間は、何となく特別。



9:00広島駅前から、
広電(広島電鉄)の路面電車、
低床型のLRV初の国産車両である【グリーンムーバーマックス】に乗る。

電動車椅子もスムーズに乗れる。
バスなども乗れる共通のICカードで、
簡単に運賃支払いが出来る。

広島国際会議場で、
昨日から開催中の
「LRT都市サミット広島2009」に参加。

路面電車がある都市の市長や関係運動団体の皆様が集われ、
課題や可能性について情報交換される機会として、
今回、初めて開催された。

2日目冒頭に、挨拶させて頂く。

「LRT(次世代型低床路面電車)」
を普及促進させるための超党派議員連盟の一員としても、

また、
交通を担当する国土交通大臣政務官としても、
思い入れのあるLRT。

空間、財源、事業者間の合意形成…等、
まだまだ課題はあるが、
乗り越えて、温暖化と高齢化の時代にふさわしい
都市交通として、各地で導入が進むよう、
制度の改善や充実に向けて取り組みを進めてまいりたい。


退席後、
原爆投下により被爆され、犠牲となられた方々への慰霊。

広島駅から新幹線で帰滋。


14:00からは、
大津プリンスホテルで開催された
「私立病院協会」創立20周年記念式典に出席。

退席後、
ホテル内で、協議と挨拶と。

その後、
草津市役所で行われている
市内小学生の美術作品展を鑑賞。
小一のわが娘の硬筆も出品されている。

草津事務所に戻り、
仲間の県議よりのご提案・ご要望を拝聴し、
先の総選挙の結果総括の会議に出席。

共に闘った、お世話になった皆様と、
三期目の当選と政権交代という結果と、
その過程で明らかになった課題と、今後の方針等、共有する。


行きつけの理髪店「レビュー」で髪切り。
短く、サッパリ。

18:30からは、
草津市の商店街で開催中の
『草津街あかり、華あかり、夢あかり』を歩く。

市民の手作りの行燈で照らされた街道を、
街の人々と、妻と子と、一緒に歩き、楽しむ。


「三日月さん、頑張ってや!」
「応援してるで!」
お声かけや励まし多く、嬉しく、また引き締まる。
あちらこちらで挨拶。
なかなか進めず、子どもたちは不機嫌…。


自宅で、家族と、休養。
何よりのひと時。
Date: 2009/10/31


もう60日


政権交代して2か月。
政府に入って40日余り。

あっという間。
振り返る間も、息つく暇もなし。

眼前には、
乗り越えるべき課題も難問も山積している…。

自民党の長期政権で溜まったツケ、無理、ムダの大きさ、
日本の病理の深さを、
つくづく、しみじみ感じている…。

同時に、
「日本の力や可能性」も感じている。
「日本を変えよう!」「新しく創り直そう!」という志も、
政府の内外で感じている。

今、日本に、生きている、
共に住んでいる責任を感じ合い、行動していきたい。



8:00には官邸にて、
地球温暖化対策について、
関係閣僚委員会の下に置かれた副大臣級会合に出席。

CO2を「25%」削減するための戦略は?
制約や目標を、
生活や経済をプラスに動かす「戦略」としてつくり動かす
構想力と実行力が必要。


9:00からは
「交通基本法」策定に向けた検討会議に出席。

辻元清美副大臣と共に、国交省内の各局担当者が出席。

「交通基本法」は、
野党時代から、成立目指して、国会に提出し続けた法律。

「総合交通政策」の必要性、
「交通権(移動する権利)」の付与の必要性を検討する。

「温暖化と高齢化」という
不可避の変化に対応していくための交通とは?

国と地方の関係は?
官と民との関係は?
財源はどうするか?

あらゆる角度から検討・検証して、
これからの日本の交通を、交通の憲法をつくろう!としている。


11:00からは、
自動車関係業務の功労者表彰式に、
前原大臣の代わりに出席。

式辞と授与と。

緊張しながら、心を込めて…と臨む。


面会の後、
12:00過ぎからは大臣室で政務三役会議。


午後は、
調整案件のため出張。


17:30国交省に戻り、
要望・提案を受ける。

高速道路料金の引き下げと、
今後の「無料化」の影響について、
有明海のフェリーの厳しい経営状況の観点から長崎県議団より、
JR7社からも。


19:30羽田空港からJAL最終便で広島へ。

22:00広島駅近くの店で、
先輩方と夕食。

在住・在職中にお世話になった先輩も合流頂き、しばし交歓。


広島での夜。
しっかりと充電!
Date: 2009/10/30


行ったり、来たり・・・


関門海峡、瀬戸内海、八丈島沖、…
漁船も、護衛艦も、貨物船も、
海、船を巡る事故が相次いでいる。

海上保安庁、海上自衛隊、漁業、海運事業者はじめ、
資源も、自然も、安全も、物流も、
四面環海の日本で、
多くの恵み、不可欠なものをもたらしてくれる「海」に、
その「海」に関わる仕事をされている皆様に、
改めて敬意と感謝。

担当でもある「海事」に関する政策の充実にも、
もっともっと努めてまいりたい。


7:45からは、
国会近くのホテルで日本経団連との政策懇談会。

前原大臣らと、
住宅、都市開発、物流・運輸、観光等、
国土交通省関連の政策について、
経営陣からのご要望とご提案を拝聴し、意見交換。

成長戦略の策定と「実行」の必要性、
その方向性について、認識を共有。


国土交通省政務官室に寸時入り、
海上保安庁より、
関門海峡での衝突事故について、詳細を確認。


議員会館での挨拶の後、
再び政務官室で、
貨物・九州・四国と、JR各社より、
営業主体となる、並行在来線の経営分離となる、
「整備新幹線」に関して、状況とご意向等、確認。


昼は議員会館で、「カレーの会」。

カレーを頂きながら、情報交換等。
その後は、議員会館で一議員としての政務。日程確認等。

(国土交通省を寸時離れて、)
国会や議員会館にいると、なぜかホッとする。


14:00からは衆議院本会議。
日本共産党と社民党の代表質問。


散会後、大臣室で、
JALの経営改革・改善のために設置され、
約1ヶ月間、活動をして下さった
「タスクフォース」の皆様から報告書を拝受。
副大臣・政務官全員が揃って。

日本航空という航空事業者だけでなく、
日本の浮揚がかかっている経営再生。

今後、様々な支援を受けながら、
経営改革が断行出来るか、が鍵。


再び議員会館会議室に戻り、
整備新幹線に関する民主党議員連盟の会合に出席。

北海道・青森・九州・北陸と、
それぞれの熱き思い、地元地域の状況、
財源についてのアイデア等、拝聴する。

財源の捻出に苦労している。
政府と与党、間合いにも苦慮している。


国交省政務官室に戻り、
JR北海道より説明を受ける。


再び国会へ。院内と議員会館を巡りながら、

国対委員長、幹事長、参議院会長、副幹事長らに、
法案の説明。

小沢幹事長にも説明。

些事の説明になるか、と緊張恐縮したが、
ご関心とご威光だけは感じ取ることが出来た。


18:00以降は、政務官室で、
各局より、説明を受けたり、意見交換したり…。


22:00まで。
退庁。今夜は早い?!

秘書官と、
お好み焼きを食べながら反省会&作戦会議。

ささやかながら、
明日への勇気と活力を得て、帰る。

世界の「平和」と日本全国の「無事」を祈り、
宿舎のベッドで寝る。

Date: 2009/10/29


論戦開始


国会が始まり、
政府と与党、行政と国会、衆議院と参議院、与党と野党、
それぞれの「関係」の間を行ったり来たり。

右往左往…?


6:00前に起床。
軽くランニング!汗を流す。
最近、気に入っているリフレッシュ策!


7:30からは、
都内ホテルで朝食勉強会。

8:00からは、
民主党本部での質問研究会。

治水と利水のこれまでの問題点と、
これからの課題について、
京都大学名誉教授の今本博健先生より、問題提起を受ける。

治水の基本として、
被害を完全に防止することは不可能であることを想定すべき。
一定限度の洪水を対象に、
河川内に封じ込めようとする治水は限界。
壊滅的な被害を防ぐために堤防を補強することが大切。

利水については、
そもそも水需要は減少傾向。
さらなる抑制は必要であり、可能。


共感と疑問と。
あらゆる角度から検証してまいりたい。


その後は、
議員会館内と国会内で、挨拶と説明と。


11:00からは、
衆議院・国土交通委員会の理事の皆様との協議。

12:00からは、
国交省内の大臣室で、「政務三役会議」。
懸案課題について、現状と対応方針等、確認する。


13:00から、衆議院本会議。

自民・公明党より代表質問。
鳩山総理はじめ、閣僚から答弁。

テレビ中継も。
緊張と興奮と。

途中、出たり入ったり。


いよいよ論戦が始まった。
驕ることなく、逃げることなく、正々堂々。


16:30まで。
散会後は首相官邸へ急行。

官房副長官と官房長官への説明。
18:00まで。


その後、国交省政務官室に戻り、
面会と、各局からの説明と。

ダムと整備新幹線についてはミッチリと。

今夜は0:00まで・・・。

Date: 2009/10/28


雨後の快晴


空も、気も澄む、
爽やかな秋晴れの一日!

心も澄まして臨みたい。


「八ッ場ダム」については、
関係する一都五県の知事との初めての意見交換が実現。
治水・利水等、あらゆる角度から、
「予断なき再検証」の過程へ・・・。



6:00過ぎから、身支度。
日程と、課題とを確認しながら、
一日の活動に備える。


8:00過ぎ、前原大臣から電話!

とにかく幅広く、
課題も、可能性も多き国土交通行政。
待ったなし!


国土交通省に入り、
9:00過ぎからは、
○ダム建設見直し、
○道路建設促進、
○港湾外貿埠頭会社・公社への税制優遇
…など、
民主党議員紹介のご要望を拝聴する。

その後、各局より、政策説明。


11:15には、
国交省を出て、新幹線で群馬県へ。


13:15から、
前橋市内で行われた関東地方知事会議に出席。


群馬・栃木・茨城・千葉・埼玉県及び東京都の知事の皆様と、
「八ッ場ダム」について、意見交換。

「コンクリートからヒトへ」
「極力、ダムによらない治水の追求」
民主党政権の大方針と共に、
「八ッ場ダム」についても、
全国のダムと同様に「再検証」、との新たな提案。


依然、溝は深い。
しかし、
同じ河を、両岸から見られるようにはなってきたか…。


国交省に戻り、
17:00前からは、
開催中の国土交通省政策会議に出席。

各団体より税制改正要望のヒアリングを行い、
今国会で審議予定の「貨物船舶検査法案」について、意見交換。


終了後、
政務官室にて、
「交通基本法」検討についての打ち合わせ、他。
各局の職員の皆様と。


20:00過ぎには、
関門海峡で発生した
海上自衛隊護衛艦と貨物船との衝突事故について速報。
情報を確認する。

予算も、税制も、法案も、根回しも、答弁も、・・・。

大海を航行している感。
羅針盤は失わぬように…。


23:00国交省を出て、宿舎に帰る。
食べ、飲み、
省み、考え、休む。

Date: 2009/10/27


雨の開会日


台風の影響で、
東京は一日、雨。

荒れる臨時国会を想定させる。

地を固めながら、地に足つけて、
しっかりと歩いてまいりたい。
前進あるのみ!


5:00起床。
朝の、独りの、静かな時間、大切に過ごす。

宿舎内の食堂で朝食を摂り、
9:00前、国土交通省に入る。

各局より、
政策、予算、税制、懸案課題等の説明。


11:00からの
国会内で代議士会と両院議員総会を経て、
12:00から本会議。

いよいよ始まった。

国会内で昼食後、
雨中、国会正面入り口でお出迎え。

13:00からは、
天皇陛下をお招きしての開会式。

一旦、議員会館自室に戻り、
事務整理。


14:00からは、
本日2回目の衆議院本会議。

鳩山総理の所信表明演説を拝聴。

50分を超える大演説。

日本の現状改善、世界への貢献、
そのための大掃除、そのための政権交代。
「新しい日本を創ろう!」との熱いメッセージに、
本会議場の311名の民主党議員が立ち上がっての拍手と歓声。

何ともスゴイ熱気を感じた。
4年前とは大違い。
多数に驕らず、謙虚に処したい。

国会内で上京中の県議団をお迎えし、挨拶。記念撮影!

政務官室に戻り、
今国会に提出される「貨物検査法案」について、
説明を受ける。


16:00からは、
前原誠司国土交通大臣主導で設置された「成長戦略会議」。
本日は第1回。

人口減少、少子・長寿化、グローバル化、温暖化、財政悪化…。

こうした不可避の変化に対応しながら、
如何に「成長」するか?

観光、港湾、空港、建設・新幹線の国際展開など、
日本の能力や魅力や技術を活かす戦略を描き、
実行していくための会議がスタートした。

武田薬品工業株式会社の長谷川閑史社長を座長に、
各界から11名の論客が参加。

>ユーザーの視点を大切に
>観光需要の平準化
>LCC(ローコストキャリア)の活用
>観光と文化の融合
>国交省所管の技術の国際展開の可能性
…等、
新たな「成長」への種や芽を知る。


政務官室に戻り、要望案件への対応。
有明海のフェリー航路の存続について。熊本・長崎両県から。


慌しく国交省を出て、
都内の料理店にて「滋賀六人会」。

臨時国会も開会。
政権与党として本格的なスタート。

次期参院選への心合わせも。
団結第一!
不足は改め、補い合い、
世のため、人のため、変革のため、尽力しよう!

その後、上京中の県議団と合流。
交流会。

22:00国交省に戻り、
日程調整、税制改正要望事項の整理…等。

行ったり、来たり。
出たり、入ったり。

0:00宿舎に戻り、充電。

Date: 2009/10/26


在京当番


今日は【在京当番】。


緊急時に備え、
大臣・副大臣・政務官の誰かが、
東京に居なければならない日、と。


台風20号が接近中…。

全国の無事安寧を祈りつつ、
一人、寂しく、静かに、東京で過ごす。
こういう時間も必要か…と。


6:00過ぎ、
草津駅から、京都駅経由、新幹線で上京。

9:00国土交通省入り。

政務官室で、一人、資料の整理等。
溜まった資料に目を通す。

明日から始まる臨時国会を展望し、準備する。


・・・14:00まで。


宿舎に戻り、昼食と読書。
この機に、宿舎自室の片付けも。

夜も、
自分のことと、仲間のことと、考える。

省みて、改める機会にしよう。


さあ、明日から国会!
論戦開始!
初陣!気合入れて、がんばろう!
Date: 2009/10/25


おいしが、うれしが


一日、地元・滋賀県で過ごす。

風景も美しい。
空気も、水も、美味しい。人も優しい。

やっぱり滋賀県がいいっ!



6:00過ぎの新幹線で滋賀県に帰る。
寝不足?疲れ?体の動きが鈍い…。

草津に戻り、
10:00からは、滋賀県戦没者遺族大会に出席。

戦争で亡くなられた方々のご冥福を祈り、
その後、遺族となられ、ご悲嘆やご苦労の末、
今日の日本の繁栄を築いてこられた皆様に感謝し、
これからの平和を守ることを誓う。

挨拶は、心を込めて、短く。


草津事務所にて、
民主党総務委員長でもある
奥村展三衆議院議員と打ち合わせ。


その後、
草津市内の「むつみ園」のふれあい祭で挨拶、

続き、
13:30からは、
栗東市「さきら」で、
「天皇陛下ご即位二十年をお祝いする滋賀県民の集い」に出席。

祝辞を述べられた嘉田知事と川端文部科学大臣より、
天皇陛下と皇后陛下のお言葉やおふるまいについて、
ご紹介があり、そこから伺えるお人柄に、一同、感じ入る。

式典後、大津へ移動。

滋賀県立体育館で開催中の
全国学童保育所研究集会に飛び込む。

嘉田知事と共に、
歓迎と感謝、激励と決意の挨拶。

わが子もお世話になる学童保育。
放課後、子どもたちが過ごす場所の確保と充実が望まれる。
政権与党の責任も重い。


草津へ戻る。

後援会の各地区支部の役員の皆様が集って下さっている。
選挙や平素の活動へのご支援に対する御礼と、近況報告と。
親に会っているようで、ホッとする時間。

京都へ移動。

ご案内を頂いた、
京都駅前のホテルで開催中の
「小唄でFesta09」に寸時、出席。挨拶。

落語と小唄を少しだけ楽しむ。
情緒があっていいな…と。ゆっくりしていたい…。


草津に戻り、
事務所で開催中の
民主党滋賀県第3区総支部の幹事会に出席。

当面の行事や取り組み等、協議する。

大脇正美草津市議が議長にご就任、
野洲市議選も公認候補が当選。

少しずつ、着実に。
ご期待に応えられる改革を、政治を、しっかりやろう!


終了後、
草津市大路の市民センターで開催中の
ふれあい祭前夜祭のダンスパーティーへ。

紳士淑女が市民センター内のフロアで優雅に社交ダンス。
これも何とも羨ましい。
「一緒に踊りましょ!」と促されるも、
一歩が出なかった。残念…。

守山へ移動。

開催中の日本バイリーン労働組合の研修会の懇親会に顔出し。
感謝を込め、近況報告。


帰路、日程を確認。


自宅に戻り、夕食と休息。

妻の料理が嬉しく、美味しい。
子どもたちとも寸時、ふれ合う。愛しい!!


心身ともにリラックスして、
明日への勇気と活力を補填する。

Date: 2009/10/24


応機


国土交通省大臣政務官として、
私は、
タクシー・バス・トラックなどの自動車交通、
鉄道、海事、海上保安庁、気象庁に加えて、
ダムや河川管理、砂防等を所管する河川局を担当している。

自然が相手。
24時間人もモノも動き、日々の国民生活にも密接な分野。
「安全」が第一。
幅広く、奥深い「現場」を抱える部局の政策を担当している。

「木も見ず、森も見られない状態」になっていないか?
「独善」に陥っていないか?

なかなか難しい立ち居振る舞いに、
日々勤しみ、苦しみ、楽しんでいる。


朝は
9:00国土交通省に登庁。

八ッ場ダム関連の報道への対応、
税制改正要望ヒアリング等。

朝からバタバタ。


昼は、資産公開に関する記者会見。

午後は、大臣室で、
大臣・副大臣・政務官による「政務三役会議」。
その後、相次ぐ面会対応。

八ッ場ダムに関して、
「建設を!」
と、埼玉県から県議会議長はじめ市町長会の皆様より、
逆に、
「費用対効果の再検証を!」と、群馬県議会の会派より。

賛否両論、交錯する。
半世紀以上に渡り、翻弄され続けてきた地域住民を思う…。


夕方は、
金沢入りを断念し、連絡待ち。

その間、
今月末を期限に取りまとめ予定の
「税制改正」要望ヒアリングを、各局より。

補助金と同じ効果のある税制特別優遇措置。
特定の政策目的で、税を減免する。
「合理性」、「妥当性」、「相当性」は?
専門分野の各論に踏み込んで意義や効果を検証する。


20:00以降、受けた連絡への対応等。
週末と週明けの行動も協議する。


週末、週明けの秘書官と夕食。
帰宅後、偶然出会った先輩議員とも一献。

宿舎で休む。

一週間が終わった。
週末の活動もある。
来週から国会も始まる。

ホッとする間はなし…。
Date: 2009/10/23


刷新へ・・・引き算する

鳩山政権に、
「行政【刷新】会議」も立ち上がり、本格的に始動した。

「刷新」とは、
弊害を除いて、事態を全く新たにすること
とある(広辞苑)。

世の中の行いには、
足し算と引き算がある。
足し算は、たやすいが、
引き算は、案外むずかしい。
新しいことを一つ始めるよりも、
余分なことを一つ減らしなさい。
有益なことを一つ始めるよりも、
無益なことを一つ減らしなさい。
意外に思われるかもしれないが
そうする方が、きっとうまくゆく

鳩山総理も紹介された、
老子の『引き算のすすめ』。

刷新こそ、
政権交代の一番の目的であり、
民主党政権に課された使命であることを、
改めて肝に銘じておきたい。


9:00からは、
衆議院国土交通委員会に所属する民主党議員による
「質問研究会」に出席。

テーマは「八ッ場ダム」。

国交省河川局からの説明に質問が相次ぐ。
ダム建設に固執しているかのような行政と、
野党のような与党の民主党と。
これも議会の存在意義なのか。


面会や相談等、議員会館での政務の後、
国土交通省へ。


日程の調整、各局からの説明等の後。
11:30来訪された大津市長はじめ地域の皆様からは、
「大戸川ダム」建設を望まれるご要望を拝聴。

12:00過ぎには、
国交省正面にて、
荷台上部に「太陽光パネル」を搭載したトラックの
PR展示イベントに参加。

停止中の冷暖房等が、
燃料消費をせずに可能になる。

導入促進の必要性と可能性を感じる。
担当局に対応を指示。

寸時、国会見学に同行し、昼食。


そのまま羽田空港へ。

13:30からは、
再拡張事業が行われている羽田空港の視察。

前原大臣はじめ馬淵・辻元副大臣と私たち政務官3名と。
政務三役全員で、
日本の成長の源となる羽田空港の能力と可能性について、
現地で確認する。

年間発着能力を約30万回から約41万回に飛躍的に拡大すべく、
埋立工事中の、第四のD滑走路。

建設が進む、国際線地区旅客ターミナルや貨物ターミナル、
新しい管制塔などを見学。

最後に、職員の皆様に、前原大臣から訓示。

滑走路増設による容量拡大は、
飛躍への大きな力を生むが、
同時に、井桁のような滑走路で、
頻繁かつ複雑な離着陸を管制運用する、
という未知の、高い技術も必要となる。

「安全に飛び続けること」が第一。


18:00国交省に戻る。

大臣室で打ち合わせの後、諸事。
協議、相談、調整、説明、報告。

23:00宿舎に戻る。

来週から臨時国会も始まる。
予算も、税制も、新しい編成作業の過程も本格化してくる。
年末に向けて、景気・経済の動向も気になる。

すべて、これから。
すべて、初めて。
だから、難しい。だから、意味がある。

がんばろう!
Date: 2009/10/22


川の流れのように

○毎日、
  全国のダムや河川について、検討していて、思う。


【治水】とは、
利水も含めて、
生命であり、生活であり、まさに自治であり、政治だ、と。

歴史があり、地域により異なり、技術も要る。

多くの犠牲も伴ってきた。
利権もあったかもしれない。

流下する流量を量り、
「100年・200年に一度」
という確率で起こる洪水を想定して備えている。
堤防を作ったり、高くしたり、ダムで堰き止めたり。

河川内に閉じ込める治水対策は限界にきているようにも思う。
しかし、都市部では、遊水地の確保は難しい。

かけている費用と、被られてきた損害と、
その結果、私たちが受けている恩恵と。

今一度、国民に住民に分かり易く示し、
「これからのこと」を考える契機にしよう。

「怯まず、囚われず、」虚心坦懐に考え、
情理を尽くして、事にあたってまいりたい。



朝は、都内の宿舎で。

走ったり、読んだり、考えたり、片付けたり…。
自分の時間を過ごした後、
9:00国土交通省へ歩いて入る。


10:00からは、
馬淵副大臣室で、
税制改正の要望ヒアリング。

日本経団連より、
住宅・土地関連税制について、重点的にご提案を伺った。

マクロ経済にも大きな影響を有する「住宅着工」が、
今、今年度、急速に落ち込んでいる。
如何に支えるか?ローン減税延長含めて検討中。


その後、
各政策担当部署からの説明等を受ける。午前中。

午後も、
副大臣と政務官の「政務二役」の打ち合わせや
各部局からのヒアリング、日程の調整・協議…等。


忙殺されぬよう、籠絡されぬよう、
そして打開できるよう、一生懸命。


21:00からは、秘書官と夕食。
作戦会議を兼ねて。
いつの間にか討論会になってしまった?

宿舎で休む。
Date: 2009/10/21


入るも量る


◆【税制】の議論も本格化してきた。


各分野・各業界・各税目で、
政策的に認められている減税・免税などの特別措置を
継続するか?しないか?

国土交通省の政策遂行のためには有効な特別措置も多い。

○公平、中立、簡素、そして納得。

○今日的な「合理性」は?
○政策実現のための手段としての「有効性」は?
○補助金等他の政策手段と比しての「相当性」は?

○「財源なくして、減税なし」(ペイ・アズ・ユー・ゴー原則)
○改正要望の積極的な絞り込みを!
○ゼロベースからの徹底した見直しを!

国民生活にも、企業経営にも、
多大なる影響を与える税制。
慎重に、大胆に、精査していきたい。




朝は、5:00起床。
ランニングもして、気合入れる!


歩いて議員会館へ。

記者のご質問に答えながら。
取材する側も、される側も大変…。

会館内の自室には寸時入るだけ…。
秘書官に、国土交通省に連れて行かれる…。


9:30からは、
ブラジルの高速鉄道(新幹線)プロジェクトについて、
経過と現状の説明を受け、
日本の、日本政府の「戦略」について、意見交換。

日本の技術で世界へ。
夢のある挑戦。


10:00には、連合より、税制改正要望を拝聴。
「住宅」「交通」働く人たちの観点から。


その後、午前中は、
都市・地域整備局、河川局、自動車交通局、
総合政策局、道路局と、
省内各局より、予算や法案、懸案課題の説明、続く。


昼食後、
13:00から16:00過ぎまでは、
国交省所管の各協会・業界団体より、
税制改正・特別措置継続の「要望」を受ける。

約20分ずつ。9団体。
辻元清美副大臣室で。共に関西弁で…。


16:30からは、国土交通省政策会議。
第2回目。

平成22年度予算の概算要求と税制改正について、
与党議員への説明と、ご意見の拝聴と。

政策決定への与党議員の関わり方を如何に?
依然、試行錯誤。


その後、
長安・藤本政務官との協議、
前原大臣からの呼び出し、馬淵副大臣との協議…。
緊急対応も。


20:00都内ホテルで開催中の
「経済・景気」に関する勉強会に出席。

同僚議員と、夕食を頂きながら。

弱い米国経済、危うい中国経済。
日本も、経済指標をつぶさに見れば、
輸出も、投資も、関係する雇用も、確実に悪化している。

当然、消費も、住宅着工も落ちる。

税収は、伸びるはずがなく、
増大する政府支出の60%以上を借金で賄う状態となる。

…統計数字を確認し、緊張感を高める。

「変革」「安心」「元気」…
【期待】の醸成が必要。
共に生き住む者同士、痛みや負担を分かち合う覚悟も。


20:30国交省「政務官室」に戻る。

打ち合わせと、資料の整理、日程の確認と。


23:00宿舎に戻る。

託された使命を確認しながら、
思考と行動を整理する。

1:00には眠ったか?
Date: 2009/10/20


見失うことなきよう・・・


ここからが正念場、だと思う。

平成22年度予算の概算要求をひとまず終え、
年末の予算案提出に向けた予算編成へ。

陳情も、要望も、提案も、次々、続々。

ダムも、
  整備新幹線も、
   高速道路無料化も、
この2ヶ月が勝負!

ある意味では、
日本の将来の浮沈を決する2ヶ月でもある。

賛否両論ある。
地域の事情は異なる。
財政の制約もある。
景気も気になる。

その中で、「解」を見い出し、
法や予算を作り、組織を動かし、
前に進んでいくことの大変さ。

これが政治か…。
これが政権か…。

正直、感じること、考えること、学ぶこと、多い…。

自分の【視座】を大切にしたい。


朝は、滋賀で迎える。

まだ薄暗い中、自宅を出て、
6:00過ぎの電車に乗り、草津駅発。
京都駅経由、新幹線で上京。

今日は富士山が美しく見えた。
いつか、子どもたちと登りたい。


9:00過ぎ、国土交通省入り。

日程の確認、資料の整理の後、
10:00以降、説明、面会、要望への対応。

日本バス協会からは、
高速道路料金引き下げの影響、
「無料化反対」の強いご意見等、承る。


昼は、環境省へ。

田島一成環境副大臣と、
昼食を頂きながら、県政課題等、種々諸々、協議。


午後は、
課題難問山積の中ご奮闘頂いている
滋賀県の琵琶湖環境部長の挨拶、

「設楽ダム」の建設是非が争点になった
町長選挙で当選された愛知県設楽町の横山新町長はじめ、
東三河地域の皆様の来訪と要望を受ける。


その後、
貨物鉄道や長距離フェリーの現状と課題、
神奈川県藤沢市の観光・交通政策について、
説明・提案等受ける。


16:00からは、国会図書館内で、
「八ッ場ダム」の治水の効果、利水の需要について、
説明を受ける。

「ダム建設」という方針のもと、
積み重ねてこられた長い歴史、作り上げられた理論を
覆していくことの難しさを痛感している。


その後も、
議員会館での説明や各局とのやり取り等。


夜は、都内で、同僚・先輩と夕食。


宿舎で、ふ〜〜っと一息。
整理と反省と。


Date: 2009/10/19


後悔の先

▼「福知山線脱線事故情報漏洩問題」に、
  JR西日本の改まらぬ体質や、
  日本の事故原因調査の問題点を強く感じる。


事故の原因を調査する機関が、
事故を起こした会社の働きかけにより、
調査情報を漏洩するという事態…。

調査そのものの、
出された報告書の、
また、
とられた対策の、「信頼」を損ねる大問題。


JR西日本による検証と説明、是正はもちろんのこと、

国としても、

大切なものを失われ、
深く傷つかれた方々にもご協力頂きながら、
報告書そのものの検証を行うことになった。

私自身も法改正に関与し、
今、「運輸安全委員会」という組織が存在し、
事故等の調査にあたっているが、

○公共交通機関の事故を調査する組織のあり方、
○調査手法のあり方、
○捜査・司法との関係
…独立性、中立性、専門性、情報公開…等、
あらゆる角度から、
文化と制度と組織をつくり直す契機にしなければならない。



今日は、
福岡県博多で挙行されたご結婚披露宴に出席。

朝から、新幹線で、
京都から博多へ、
秋の山陽路、見慣れた風景を眺めながら西進。


せっかくの九州入り。

地域の課題について、
関係者より拝聴し、意見交換する機会も得る。


12:00から16:00までは、
JR在職中よりご指導頂く先輩の披露宴。

59歳の新郎。
23歳も若い新婦!

これからの時代を反映したご夫婦の誕生か。

大臣はじめ、
経営者、料理人、プロゴルファー、労組役員、…等、
多士済々、300名を超える人々が祝福する宴。

新郎新婦のお人柄や交友関係の広さ故の盛大さ!


20:00滋賀に戻り、野洲へ。


本日が投票日の野洲市議選の結果を確認して、
支援者の皆様と、「バンザイ!」

一票、一票、名を記して頂くことの難しさと尊さと。
改めてかみ締める。

選挙の大変さ、思い出す。

勝たなければ意味がない。
勝つことがすべてではない。

熱く冷めた戦略と決意が大切…か。

1:00公約実行の過程に思いを馳せながら、眠る。
Date: 2009/10/18


関心こそ、変革への第一歩

・要求から編成段階へ入った「予算」についても、
・財政と税制についても、
・ダムについても、
・航空と空港についても、
・高速道路料金についても、
・整備新幹線についても、…
新政権の方針や動向に、関心と注目が集まる。

ご意見も、ご提言も、ご要望も多い。


共通するのは、
▼景気の先行き懸念、
▼膨らむ累積債務、減る税収など、財政への心配、

▼「総論は賛成(予算は削れ!)、
  だけど、各論は反対(我が事だけは頼むよ!)」


国が決め、配り、与えるという仕組みの限界。



地元・滋賀県で迎える朝。

早朝から、さっさとサッカーに出かける
妻と子らを見送り、自宅で身支度。


10:00草津市内の駅前のビル屋上テラスで行われた
「朝市」を覘く。

地域で採れた野菜等を売り買う行為は、
豊かな健康生活にも、地域活性化にもつながる。
予想以上の人気に、そう確信。

その後、午前中は、
草津事務所で、来客対応。
次々と面会。それぞれの方々より、貴重なご示唆を賜る。


昼食後、
14:00からは、
草津市内に所在する「川重冷熱労働組合」の年次大会に出席。

政権交代後の政権運営について、
方針と、活動の一端を述べる。
「これからが本番!」


退席後、
草津市立水生植物公園で開催中の小品盆栽展へ。

私は、なぜか「顧問」。

全く知らない世界だったが、
ご縁を頂いたおかげで、目が向くようになった。

深いので、専門的なことは不明だが、
丹精込めて育て並べ飾られる方々のお心の一端だけ、
「美しい」「有難い」と、感じられるようになった。

秋は「実物」「紅葉」があり、盆栽も美しい季節とか…。

しばし、癒される。


近江八幡へ急行。

私学教育について、
私学で学ぶ児童生徒やご家庭からのご要望やご提案を拝聴する。


その後は、
近江八幡市内のホテルで面会。


→野洲へ移動。

市議選の最終日!

民主党公認候補の打ち上げ集会に臨み、
御礼とお願いと、何より、引き締めと。

自己満足と当選至上を戒める。


守山市内の支援者宅に寸時。
今回も温かい歓迎と有難いご指導を賜る。

草津に戻り、
地域住民の皆様との協議・相談の後、
再び、野洲へ。

気になったことをすべて伝える。


地域で伝えられ、知り分かる国の課題も多い。

琵琶湖の水質も、
RD産廃処分場の不法投棄事案も、
各市の財政状況も、
子どもたちの教育保育環境も、
…やらねばならないことの多さに気づく。




虫の音を聴きながら、
一日の反省と、今日あることへの感謝と、明日への希望と。
自宅で充電。
Date: 2009/10/17


やっと、もう?金曜日


>>>
16日(金)22:00前。
今、東海道新幹線で、西に向かっている。

週末の帰滋。


今週も、いろいろあった。

困ったことも、進んだことも、分かったことも。

すべてが「初めての試み」なので、
戸惑いも、混乱も、各所に生じているが、
動かし、変えていく契機にしたい。




朝は、議員としての「政務」。

7:00宿舎を出て、新幹線で静岡へ。

25日投票の参院補選の応援!
静岡駅近くの事務所等への訪問。
盛り上がりに欠ける…。

帰途、品川駅でも一件表敬訪問。


11:00過ぎには国土交通省政務官室に入る。
日程の確認、各所への電話連絡等。


昼食は、
熱き同志の若手官僚と。「カツカレー」。

交通政策について語りながら。
何にカツ?

午後も、
説明と、挨拶と、陳情と、相談と。
なかなか一息入れられず…。


14:00には、
国土交通省正面入口前で行われた、
日産自動車が開発中の「ユニバーサルデザイン・タクシー」
のお披露目会に参加!

後部座席にも、車椅子でも、実際に乗ってみる。

加齢による行動制約やバリアを解消していくために、
有益かつ待望の開発。

購入支援など、
タクシー事業者による導入・利用が進む制度・政策も必要。


その後も、自室にて、挨拶や説明等を受ける。次々と。


16:30からは、
ダムについて、説明を受け、検討・協議。

群馬県・八ッ場ダムと熊本県・川辺川ダムの
「これから」を如何に?

ダムによらない代替治水策、利水を如何に?
生活再建を如何に?
全国のダム事業、如何に?


私も、最近、私もダムの夢を見る…。


地域により異なるが、
▼ダムに固執した治水を再検証したい。
▼ダムが(政治が)翻弄させてしまった
地域住民の皆様の生活に寄り添いながら…。


馬淵副大臣とも緊急協議。


18:30からは、
帝国ホテルで開催された
三井倉庫株式会社の創業100周年の「感謝の集い」に出席。

1909年以降、倉庫業・港湾運送業をはじめ、
国内外で、総合物流企業として、
発展してこられた足跡や、
その過程で、私たち国民生活のために賜ったご貢献に、
敬意と感謝。

来賓として、
国土交通大臣政務官として、祝辞。

大いに緊張する…。

つくづく、ほとほと、「まだまだ」だと、汗顔の至り。


東京駅20:00発の新幹線に乗る。

車中、資料を読みながら。


早く家に帰りたい・・・。
Date: 2009/10/16


人生も、政治も、「板挟み」?


■平成22年度予算の【概算】要求をまとめた。

一旦出した概算要求そのものを、提出し直すことも初めて。
画期的なことだと思う。


とにかく今、日本国の財政は苦しい…。

「無駄」は徹底的に点検・是正するし、
優先順位付けも行うが、
求められる施策や、各省各局が必要だと主張する政策を
行うための財源は足りない…。

安易な借金に頼らず、増税せずに、
「コンクリートからヒトへ」との大方針のもと、
予算の組み換えを行う。

すべてが試行錯誤で、新しい挑戦中。


○どこまでを国や公共で賄うのか?
  負担をする覚悟は、能力はあるのか?皆で考えねばならない。

○道路やダムなどの公共事業を大幅に見直し減額したい。

○ダム事業を見直す一方で、
  予防的な河川改修は、遣り繰りして金額を確保したい。

○整備新幹線も、
  法定された完成時期を目指し、
  約束された予算は要求するが、
  手法や手続き、新たな路線延伸など、
  「これから」は、まさにこれから。

○バリアフリーや省CO2のための住宅リフォームの促進や、
  2016年までに訪日外国人2,000万人を目指す観光政策の予算は、
  増額を要求した。


今、まさに、「板挟み」。




9:00議員会館自室にて、日程の確認・調整等。

「政務官」として、「議員」として、
立場の区分け、時間のやりくりが難しい。


国土交通省に寸時入り、
自動車交通局より説明を受ける。

11:00からは、
国会図書館にて、
「交通基本法」について、調査報告を受ける。

「交通権」も、「交通税」も定め、
自治体主体の交通政策の策定と実行の仕組みが整う
フランスの事例を垣間見る。

財源無きところに政策なし…か。


政務官室で昼食。
今日もそば。
今週は、ずっとそば。
国交省内地下のそば。なかなか美味!


午後に入り、
説明、面会、挨拶への対応。

14:30からは、
大臣室で、「政務三役会議」。

この間、精査をしてきた、
本日提出の「平成22年度予算概算要求」の
国土交通省分について、内容を確認。

あくまで「概算」の要求。
かつ、この概算要求からいくら削るか?
という従来の予算編成作業は行わない。

この要求をまさに「たたき台」にして、
項目も、金額も、制度も、
根本的に本格的に見直す過程に突入する。

高速道路無料化社会実験も、
ダム事業の見直しも、
空港整備特別会計も、
整備新幹線も、年末の予算提出時までの予算編成が勝負!

構想力も、論戦力も、政治力も、問われる。


その後は、
政務官室や議員宿舎等、行き来しながら、
面会・相談・調整・打ち合わせ。


帰滋を諦め、東京に居ることに。


21:00からは、
来週10月24日封切となる
話題の映画『沈まぬ太陽』の試写会に参加。


0:00過ぎまで、時間を忘れて、長編大作に没入した。

自分を重ねて、
また、妻をはじめ家族や友人を思って、
政治や行政を考えて…。


1:00宿舎に戻り、滋賀県の妻と電話。

持ち帰った資料を読みながら、
「これからのこと」考える。

眠れず…。
Date: 2009/10/15


【鉄道の日】

>>>>>
明治5年(1872年)10月14日、
新橋〜横浜間で開通した日本の鉄道。

鉄道は、
私たちの日々の生活に不可欠の交通手段となっている。

今、この時も、24時間、
鉄道は運行され、
運転・保守・工事・営業・指令等、
関連する業務に携わる多くの人々がいる。

レール、信号、時刻表、駅…
人生と重ね合わせて表現されることも多い。

高齢化と温暖化
という変化に対応しなければならない日本において、
鉄道が担う役割は大きい。

一鉄道員だった私が、
鉄道政策をはじめとする
国土交通行政の一端を担当させて頂いていることを、
誇りに思う。



朝、議員会館を経由して、国土交通省入り。

午前中は、
与党議員との面会、河川局からのヒアリング。

▼「ダム問題」については、
自然を相手にした問題で、
人命に関わるものだけに、

そして、
治水も、利水も、多くの利害関係者がいるだけに、

かつ、
長年の蓄積や経過があるだけに、

「中止」や「見直し」が非常に難しい。

しかし、私たちは、
「ダムによらない治水」を追求したい。

丁寧に、かつ、大胆に。


昼食後、
13:00からは、
民主党「整備新幹線を推進する議員の会」に、
政府を代表して出席。

これまでの経過や現状、予算等について、
鉄道局長らと説明。


要は「財源」。

新規着工区間をはじめ、
敦賀以西など、建設費用を如何に捻出するのか?

際限のない借金を重ねて政治路線として建設すれば、
国鉄の二の舞。

一部費用負担する沿線地方自治体や、
営業主体であるJRとの関係もある。

並行する在来線の経営をどうするのか?
そこを走る貨物鉄道もある。


その後、議員会館内で、
衆議院国土交通委員会の顔合わせ。

多くの新人議員の皆様と。
国会では新人でも、様々なご経験をお持ちの多彩な顔ぶれ。
切磋琢磨して、
世のため、人のため、未来のために頑張ってまいりたい。


国交省内「政務官室」に戻り、
陳情・要望対応や、各局からの政策説明。


17:30には、
都内のホテルで行われた「鉄道の日」の、
鉄道功労者の表彰式と祝賀会に出席。
前原大臣、辻元副大臣と。

鉄道会社幹部の先輩方とも歓談。
ご夫婦でのご出席者も多く、微笑ましく。
長年の現場でのご苦労に敬意と感謝。

地元・草津市にお住まいのご夫婦も!
嬉しく記念撮影!


その後は、先輩と一献。
政策について、人生について、じっくり語り合う。

飲んでも、のまれず。
Date: 2009/10/14


過程が大事!


もはや「選択と集中」の時。

「各地域で横並び」では、世界の中で沈没する。


空港も、港湾も、
ヒトも、モノも、
「24時間往来可能」で、
国内と国際を結節させるハブ機能が不可欠。

歴史を乗り越え、タブーを打ち破ることも、
新しい政治の意義だと思う。



宿舎から歩いて国土交通省へ。

8:00からは、
国土交通省内の大会議室にて、
「第1回国土交通省政策会議」に臨む。

「政府・与党一元化」という方針の下、
こうして各省で開催される政策会議が、政策立案の場となる。

私は「司会」を担当。

冒頭、
大臣からは、
「8・30総選挙で受けた負託に応えるべく、
増税せずに、税金の使途を替えることに挑戦中であること、
『総論賛成、各論反対』を乗り越えて、
新しい成長戦略も描きながら、社会構造の変革に取り組もう!」
と挨拶。

続き、
○八ッ場・川辺川ダム、
○JAL経営再建、
○福知山線列車脱線事故調査情報漏洩問題、
○補正予算の見直し、平成22年度予算概算要求
…と、
新政権発足後、
矢継ぎ早に取り組んできた課題について、
山積する難題について、報告と、質疑応答。

質問が相次ぎ、1時間延長。
与党議員と秘書の皆様、
約300名が一同に会する会議は、
仕切る側も、出席する側も難しい…。


その後、
記者会見、面会・要望対応。


急ぎ昼食後、
13:00からは、
「オープンスカイ戦略」についての勉強会を、大臣室で。

続き、
交通・物流の地球温暖化対策やモーダルシフトについて、
総合政策局から説明を受けて、意見交換。

新しい目標には新しい対策が必要。

危機管理、物流、国際業務等の所管事項説明も受ける。


その後、
取材対応、航空局・鉄道局からの説明…等。

途中、
日程調整を依頼し、前原大臣との協議。

お互い日程に忙殺される中、
大臣・副大臣との意思疎通が一番大変…。

日程等、調整。


夜は、国会近くの居酒屋で交流会。

今後の国会対応等を展望しながらの「団結」懇親会。

人間力あり、調整能力に長けた多くのスタッフを、
心強く思う。

同時に、
改めて、
「自らのこれまで」も省みる。

すべてが変わり、すべてが初めてのこと。
まずは、共に「やってみる!」。

大胆に、かつ、誠実に。

宿舎で休眠。
Date: 2009/10/13


観光で立國

『觀光立國の辯』
〜石炭掘るよりホテル一つを〜


松下幸之助氏が、
『文芸春秋』昭和29年5月号に発表された論文がある。


「素晴しき哉ニッポン」
と始まり、日本の景観美を強調。
観光は、博愛精神に基づくもの、と。

(当時)世界の人口24億のうち、
日本と未開の地の人を除く20億のうち、
100分の1(2,000万人)を対象とする。

この人たちに、
一生に一度で良いから日本に来たいと念願させる。
生活に余裕のある40歳から60歳の間に来るものとして、
この20年間に2,000万人。1年間に100万人。

平均して10日間滞在するものとして、
その間、800ドル(約30万円)消費する…と、
市場分析と戦略が続く。

そのために良いホテルが必要。
道路をはじめ観光施設も要る。
政府がまず200億円の予算を充てて対応すべし、と。

観光省を設置して、観光大臣を任命して、
総理・副総理に次ぐ重要ポストに、とまで提言されている。

さらに、
日本人の視野が広くなり、島国根性が漸次改まる。
日本が平和の國になることが最大の利益である、
と、無形の利益も強調されている…。


・・・
今、改めて、
松下幸之助氏の論文を熟読しながら、
「観光」を切り口にした立国発展の途を探っている。



9:00前には、
草津市「渋川学区」の大運動会の開会式に参加。

雲一つ無い「秋晴れ」の下での運動会は爽やか!
橋川市長はじめ、県議や市議の皆様と。


そのまま電車に乗り、
京都駅経由、新幹線で上京。

東京駅着後、
丸の内ビルにて昼食、国土交通省入り。


資料の整理等。

15:00からは、
翌日の政策会議に向けた打ち合わせと会場確認。

「政府・与党一元化」の方針で、
与党内の政策分野毎の部門会議がなくなり、
代わりに、各省毎に、
副大臣主催の「政策会議」を開催することになった。

政策課題も、法案も、
この会議で議論・検討されることになる。

明日が初回。
「国土交通省」は、課題山積だけに、如何に…。



17:00には、宿舎に入る。

運動や、勉強や。
休日の宿舎は寂しい…。

読書して、早めに就寝>>>
Date: 2009/10/12


ハッスルデー!!


運動会日和!

★ハッスル@
野洲市の市議会議員選挙も始まった。

午前、2名の民主党公認候補の出発を激励する。

「国民主権と地域主権」
に相応しい地方議会を創るために、微力ながら尽力したい。


★ハッスルA
午後、地元の運動会で、【1,000m走】にも出場!

各テントから、地域の皆様から頂く、
多くのご声援に後押しされ、35歳以上の部で「2位」。

疲れたが、楽しかった。

体力の維持・増進も怠らず…。



8:40地元・草津学区の運動会の「開会式」に参列。

野洲へ移動。

9:30には、
民主党公認、初陣・丸山敬二候補の出発式で挨拶。
御礼と決意と。


9:50吉身学区のまつりへ。
挨拶と交流と。

野洲市の「北野学区」の運動会、
守山市の「玉津学区」の運動会にも顔出し。


11:30には、
野洲市議選、民主党公認で、
二期目への挑戦、西本俊吉候補の出発式へ。

多くの支援者と、
歌と、作り物で、
温かく、力強く応援。


草津に移動し、博愛保育園の運動会へ。

昨年まで、わが子3人もお世話になり、
保護者会会長も務め、準備したり、走ったり。
思い出の運動会。

ビデオ撮りのための場所取り等、
例年通り、親の熱気も伝わる?


地元・草津学区の運動会。
所属する町内会のテントで昼食。

理髪店「レビュー」で調髪。
居眠りしながら…。

運動会に戻り、
着替え、妻や子が出場する競技への応援と、自らの参加と。


16:00には、大津へ。

「ダム」「河川」「治水」について、
専門家の方々との勉強会。

今、大きな歴史的転換期。

ダムだけに固執せず、
実態に即して、
財政的にも、生態学的にも「無理」をせず、
21世紀型の治水政策がつくれるか?正念場。


18:00からは、
全国から薬剤師の方々が参集され、
盛大に開催中の「学術大会」の懇親会に出席。

川端達夫文部科学大臣はじめ、
滋賀県選出6名の衆参国会議員も出席。

平素、賜る、「医薬」へのご貢献に感謝しながら、
歓迎と激励の意。
「川端さん」のご関係、多く。


19:00には、自宅に戻る。

家族で夕食。

鍋をつつきながら、
運動会のこと、将来のこと、いろいろ語る。

成長も、夢も、温もりも感じられる、
至福のひと時に感謝したい。

Date: 2009/10/11


○元気注入!

秋、深まる10月・・・。

仕事に、スポーツに、勉強に、生活に、
多くの人々が、
あらゆることに「潤いとやる気」を感じられる、
良い季節だと思う。



朝、東京から、新幹線で、西へ。

11:00から、約1時間、
JR東海ユニオン名古屋地方本部の会議で、国政・活動の報告。

予算、ダム、高速道路無料化…等、
鳩山新政権の中でも、特に大きな注目を浴びながら進めている国土交通行政の状況や方針について報告・提起し、政治や政策に対する実直なご質問やご提言も承る。


名古屋から新幹線で京都へ。

多くの観光客に交じり、
滋賀県草津市の自宅に戻り、着替え、食し、
大津市内のホテルへ。


14:00から、公私にわたり、お世話になる方の、
ご結婚披露宴に出席。
乾杯の発声!

歓喜祝福の気持ちが溢れる和やかな宴。心地良く。
人の「ご縁」は、どこでつながるか、分らない。
出席者の皆様との交歓も。

家族の絆、親子の愛、結婚、人生、
…いろいろなことを考えた。

息子と娘がこうして伴侶を見つけるまでが親の責任か…。
道程を想像する。


お開き後、守山に移動。

ご要望対応の面会、
医師会の勉強会やご家族の夕食会への顔出し等。
「つがやま」は交流の場。

野洲へ移動。

各選挙事務所を訪問。
明日からの市議会議員選挙に向けた最終準備中。
陣営の皆様を労い、必勝を誓い合う。


草津へ移動。

先輩と懇談。
「今後のこと」共に考え、語る。

地元での「憩いの場」で、「元気」を注入。

久しぶり。
自宅で休養。
Date: 2009/10/10


止めることの難しさ


■平成21年度補正予算の国交省分について、
<約9,169億円>
の凍結(執行停止)を発表した。

地方からのご要望、民間との関係、景気への影響、
…等、諸々の調査と熟慮の上、
前原大臣はじめ政務三役の判断で決めた。

予算規模を安易に増やす政策を転換させ、
国民負担を求めずに政策を実行していくために、
政策・事業の優先順位を、省庁横断で、見直すことに挑戦中。



朝、
議員会館での事務整理の後、
10:00から国土交通省。

午前中は、
自動車交通局、住宅局、海洋政策本部からの政策説明、
民営鉄道協会からの政策要望、などを受ける。


午後は、
議員会館内で、
挨拶回りと、与党議員への説明と。


14:30前原大臣の下に新設される
「政策審議室」に配属となる、私たち政務三役含め、
官僚の皆様への辞令交付。


15:00から120分間、記者会見。

副大臣と政務官が、
「平成21年度補正予算」の凍結(執行停止)について、
それぞれ精査を担当した領域ごとに説明し、質疑応答。

主な関心は、
予算額も、執行停止額も大きい、道路と整備新幹線と住宅?

手法も、総額も含め、「再検証」の機会。

約2時間の記者会見は、さすがに疲れる…。

情報公開と説明責任と。
関係者への根回しと調整と。
なかなかこれらの両立は難しい…。


夕方以降も、
住宅局や河川局からの説明、
北陸新幹線の着実整備を求められる
西川福井県知事からのご要望など拝聴する。


21:00退庁。


私たちが居ると、職員の皆様も帰り辛い…?
程々にしようと思う。
Date: 2009/10/09


情理を尽くす


政権交代後、
新しい政府にいて、
直面する課題に向き合いながら、

作用と反作用を確認しながら、
利害、要望を伺いながら、思うことがある。

「情理を尽くすこと」の大切さ。


これから、
与党議員も入れた各省政策会議も始まる。

10月26日からは臨時国会も始まり、
政府と国会、与党と野党の論戦も始まる。


すべてが「未知との遭遇」の状態だが、

官僚の仕事、
大臣・副大臣・政務官の仕事、議員としての仕事、
それぞれを弁えて、

「木を見て、森を見ず」どころか、
「木も見れず、森も見れず」とならぬよう、

しっかりとがんばってまいりたいと思う。



5:30から、朝の仕事の時間。

宿舎の机に向い、
台風の動向、雲の動き、雨と風を気にしながら、
予算項目やダム事業関連の資料を読む。


9:00国土交通省入り。

9:30から、
自動車交通局より、
「ハイブリッド車等の静音性に関する対策検討委員会」
の検討内容等について説明を受ける。

低燃費で、静かな反面、安全性に問題も。

どのような仕組みで音を発生させるか?
世界標準にも結び付けるべく、
技術的・制度的な検討が行われている。


10:00からは、
前原大臣、辻元副大臣と共に、
「日本旅客船協会」より、
フェリー業界の切なる実状を伺う。

高速道路料金の引き下げの影響により、
今年4月から6月の四国〜四国外の輸送量で、

○本四架橋(高速道路)は、
対前年同期比で46%増加しているのに比して、
▽フェリーは、34%減少…。

コスト削減努力も限界を超え、
さらなる減便を余儀なくされ、
雇用の維持も困難になっている厳しい状況が、
「税金投入」によりもたらされていることに、怒りを込めて、
伝えられた。


大臣から、
高速道路「無料化」に対しても、
丁寧に社会実験を行っていく旨、回答された。


その後も、各局から、
政策や予算についての説明聴取。意見交換。


午後からは、
与党議員からのご要望やご提案への対応、
各局からの説明の聴取、
そして、
インドネシア大地震現地に、
国際救助隊として赴任し活動した13名の
海上保安庁隊員の帰国報告も受ける。


15:00以降は、
議員会館での挨拶回り、
国会近くのホテルで開催された
滋賀県農業協同組合中央会の政策提案への挨拶等。


国土交通省に戻り、鉄道局からの説明。
整備新幹線について。

ギリギリの調整中…。


17:00過ぎからは、政務三役会議。大臣室で。
懸案事項の協議・確認。

副大臣会議の報告が行われ、
平成21年度補正予算についても、
平成22年度予算(概算要求)についても、
同時並行で検討中…。調整中。


来週予定される、
初めての「国土交通省」の政策会議についても打ち合わせ。


その後、
政務官室に戻り、各種調整事項等。


・・・そして、今、23:00。

まだ、国交省・・・。

Date: 2009/10/08


まさに、渦中◎

台風が日本列島を縦断中。

雨も、風も、ひどいようだが、
大きな被害が出ないよう、祈る。

それぞれの現場で、
緊張しながら、不眠不休で、
即応して頂いている関係者に、敬意と感謝。


東京・霞ヶ関の中でも、「渦中」にいる…。
飛ばされぬよう、流されぬよう、、、、



5:00前に起きる。

朝の時間が、自分の時間。
本や資料を読んだり、人生や物事を考えたり。


9:00には、国土交通省政務官室に入る。

9:30河川局より、
「八ッ場ダム」について、説明を受ける。

長く、大きなものを、
止めることの辛さ、難しさ、大切さ、感じながら。


その後、午前中は、
仁坂和歌山県知事をはじめ、ご提案や取材などへの対応。


11:00には、国会内に入り、
修学旅行で国会見学に来てくれた
地元の守山中学校の生徒たちと記念撮影、
その後、
民主党の国対幹部との協議。

「JR連合」の激励訪問も頂き、元気をもらう。


12:15からは、大臣室で、
前原大臣以下、政務三役の打ち合わせ。

補正予算の再精査と、来年度予算の概算要求作りと。
方針と進捗状況を確認する。

官僚の皆様にも加わって頂き、
大臣直属の政策審議室も設置されることになった。

本当の意味での「政治主導」を形作り、
実行していくための体制が整いつつある。


13:30以降、
地元・守山市の「新守山川」河川改修要望、
宮城県石巻市の河川・港湾改修要望、
ダム政策についての要望・提案への対応等。

次々と、続々と。


16:30からは、約2時間、
担当する鉄道関連政策について、
鉄道局より説明を受けて、意見交換。

思い入れもあるだけに、
ついつい長く、そして熱く。

その後、
海事局、土地・水資源局、河川局と、
担当する部局の予算作りのための説明を受ける。


21:00前、フーッと一息。

部屋内に散乱した資料を整理して、宿舎に帰る。


TVの報道番組を確認しながら、
持ち帰った資料に目を通しながら、
「これから」の課題を、解決のための手段を、
種々、考える。

早めに就寝。
Date: 2009/10/07


もうすぐ暴風雨?

◎過去十年で最強と言われる「台風18号」が、
日本に接近中…。

直撃で、上陸、蹂躙が予想される。
「国民の安全」のため、緊張が高まる。



国会にも、政府内にも、与党内にも、
暴風雨の予想…?
国民の安心、国の発展につなげるため、
耐え凌ぎ、乗り越えたい。



宿舎にて、朝、4:30起床。
持ち帰った資料等に目を通す。

一人の、静かな時間に、
考えるべきこと、やるべきこと、多し。


8:30国土交通省入り。

9:00辻元清美副大臣の部屋で、
「交通基本法」について検討。

「移動の権利」の保障、
国・都道府県・市町村での「総合交通政策」の策定、
…など、
これからの日本国の交通の憲法をつくる過程。


10:00以降、
下水道部からの説明、
タクシー行政についての取材、
民営鉄道会社からの挨拶…等。


12:00には、
都内の滋賀県のアンテナショップで開催されている
「魚のゆりかご水田」で栽培された新米のPR販売を覘く。

地元・滋賀県の旧中主、
須原・菖蒲・堤・安治から、農家の皆様が上京され、販売。

「行政(滋賀県)の思い入れの不足」を感じる…。


議員会館食堂にて昼食。
奥村展三議員と共に。


13:00には、
同志・同僚・同期でもある、
内閣府の泉健太政務官に、
「青年国際交流事業」の予算の確保について要望。

平成10年に実施された
「第11回世界青年の船」事業に乗船させて頂いた。

他国の青年との交流はじめ、
自身、異国で、船上で、
多くの、貴重な経験をさせて頂いた。

また、
「日本や、世界のために何らかの貢献をしたい!」
との志を、明確に萌芽・自覚させて頂いた事業でもあった。

財政難の折、
政策財源を捻出することが至上命題となっている時、
限られた予算の中、如何に?
これも、これこそ、「政治主導」。


14:00には、
第三次で、
ソマリア沖アデン湾での海賊対処派遣隊として
現地に赴く8名の隊員の挨拶を受ける。

私たち国民の生活のために欠かせない海上輸送の安全のために、
ご無事での任務遂行を!と
感謝と激励と。記念撮影。


その後、
自動車交通局、鉄道局と、
大きな懸案課題について、説明を受け、協議・検討・思考。

15:45には、
民主党本部にて、小沢一郎幹事長に挨拶。寸時。


議員会館の自室に入り、
諸事、打ち合わせと調整と。
一議員としての対応も。


16:45には国土交通省政務官室に戻り、
取材対応と、
続けて、
航空局と住宅局より、
空港整備特別勘定や平成22年度予算について説明を受ける。

各種、調整案件について、秘書官と。


19:30以降は、
都内にて、同窓の仲間と、勉強会兼懇親会。

日本国の政治と行政は、
民間企業の経営と比して、まだまだ改革が甘い…?

宿舎で休む。

Date: 2009/10/06


山中鹿之助の心境


★「インフルエンザ」が周辺でも流行り始めた。

新型も、季節性も。

予防のためには、まず手洗い。栄養と休養も。

感染拡大防止のためには咳エチケット。

ワクチンも、治療薬も、1つの対策。

自然対人間。
「恐れ過ぎず、畏れること」
と、
かかりつけ医に教わった。



4:30起床。
滋賀県草津市の自宅で。

夜明けが遅くなり、まだ暗い…。

身支度して、
6:00過ぎの電車で、京都駅経由、新幹線で上京。

京都駅ホームでは、
出張に出かける従兄に、偶然、遭遇。

在来線内に、
携帯電話を忘れるハプニングも(00)。
(今回も、捜索と回収、送付にご協力頂いた皆様に感謝…。)

いろいろある月曜日の朝。


9:00国土交通省に入る。

午前中は、
平成22年度予算の概算要求策定作業。

担当する海事局、土地・水資源局から、
予算について再説明を受けながら、
減額の影響についても詳しく伺いながら、
「落とし処」を探る。

一律に、機械的に、削減できるものでもない。
金額の多寡もあるが、どれも一見重要。

大きな目で見れば、各省間の予算の組み換えも必要。


大事なことは、
優先順位付けと、効率化削減に向けた努力。


午後は、
取材や挨拶への対応。次々続々と。

滋賀県の地域課題への対応も、
鉄道を含む公共交通政策の充実も、
公共事業を中止した場合の対応も、
…取り組みたい課題も、たくさんある。

私の時間も、能力も限られている。

こちらも、寸時で【要点核心】を捉え、
相反する利害を調整するための【次の一手】を考案し、
多くの人々と一緒に仕事を行う【術】を学んでいる過程?


15:30からは、
前原大臣をはじめとする政務三役の打ち合わせ。

諸事の協議に加えて、
「平成22年度予算」について検討作業。
ダム事業建設中止に伴う補償措置等についても。

「連立二十次方程式」のようになってきた…?


その後は、
副大臣と政務官による打ち合わせ。

今年度補正予算の執行停止額の確定と、
来年度予算の策定作業との同時並行作業。

錯綜もするが、
転換期、過渡期特有の「困惑混乱」を
何とか乗り越えていきたい。


夕方、出席を予定していた会合には遅参し、欠席。
お詫びにだけ伺う。


国交省内の政務官室に戻り、執務。
日程の確認や資料の整理も。


付随して下さる職員の方々もいる。
21:30には宿舎に戻る。


持ち帰った資料に目を通しながら、今後の方針を練る。
沈思黙考の時。


「われに七難八苦を与えたまえ…」
月に祈る山中鹿之助の心境。
Date: 2009/10/05


脆くて儚いもの

■中川昭一元財務相の突然の訃報に驚く。

経産・農水など重要閣僚を歴任された優秀な先輩の
ご貢献に感謝しながら、急逝を悼む…。合掌。

人の生の脆さと儚さ。



早朝は、小学5年生の長男と、
自宅近所の農業高校グランドでランニング!

まだまだ負けない?


午前中は、
地域の運動会を巡る。

野洲市内にて、
@旧中主地域の「中里・兵主学区」、
A「祇王学区」、
B「野洲学区」の、
区民運動会を回りながら、挨拶。


運動会は、
地域の健康状態を確認する重要な行事。

地域の皆様としばし交歓。


12:00には、
守山市内、東福寺境内で開催された
立入町の町民大親睦会の開会行事に参加。

組毎に御座を敷いて座って語らって…。


花店とラーメン店で親交の後、
お世話になった先輩宅への弔問。
ご遺影に手を合わせ、お見守りのお願い。


14:00からは、
民主党滋賀県連の幹事会。

>文部科学大臣となられた川端議員の「代表」辞任、
>来夏の参院選への林久美子議員の公認申請の決定、
>各団体要望対策
など、
政権与党となった県連の重要な今後の運営等について協議。


その後は、
新聞社とテレビ局の取材対応。

大津市内の百貨店で買い物をしながら市場調査も。
秋色から冬物へ。
細いネクタイ、実は流行でもあった…?


18:30野洲市に本社のある
「大生産業」創立20周年記念祝賀会に出席。
川端大臣と共に。

阪神タイガースの岡田彰布前監督はじめ著名人も、
地域社会政治経済界の多くの皆様も、
約500名が出席され、大盛況。


梅村社長はじめ、
社員の皆様のこれまでのご努力の賜物、
これからへの期待の大きさを感じる場。


自宅で夕食、休養。
Date: 2009/10/04


秋高し、月美し



琵琶湖、比良比叡の山並み、野洲川…

新幹線の車窓に、
見慣れた風景が流れる時、
「滋賀っていいなあ…」「日本は素晴らしい」と、
心の底からほっとする。

そして、
滋賀で眺める【仲秋の月】は、
本当に美しかった…。


選挙区に帰り、
多くの地域の皆様とふれ合う時、
「よし、がんばろう!」と、
気持ちが、より熱く引き締まる。


東京での公務、地域での活動。
これからも、時間の調整をしながら、
どちらも大切にしていきたい。



午前中は、国土交通省内で執務。

@河川局予算、
Aダム建設事業中止に伴う諸問題についての論点整理…等、
河川局長以下、
休日出勤をお願いした職員の皆様と、検討。

予算の削減と組み替えも、
ダム建設中止に伴う補償などの制度設計も、
大きく広く、深い課題の多さを理解する。
新しい挑戦には困難がつきもの。困難は克服するためにある。
諦めた時点で終わり。


午後、新幹線で帰滋。


15:30草津事務所に入る。
寸時の事務整理。

17:00からは、
連合地区連絡会主催の、
「野洲市議会議員選挙」に向けた決起集会。
11日から告示される。

寸時、日頃の政府内での仕事について報告しながら、
民主党公認で立候補予定の
西本俊吉さんと丸山敬二さんの必勝に向けた、誓いとお願いと。



その後は、
栗東市内の同志宅にて「立志」「団結」の懇親会!

共に、無鉄砲に飛び込み、
多くの仲間に助けられながら、がむしゃらに奮闘する毎日。

美味しい料理を頂きながら、
心にも、体にも、栄養過多。


月に照らされた明るい夜道、帰宅する。
Date: 2009/10/03


3兆円?


東京への五輪招致は出来なかった…。
「残念…」と思う人の少なさが原因か。


今、与えられた任務遂行のため、
毎日、
「政府」の一員として、国土交通省内に詰めている。


平成21年度補正予算の精査による留保(執行停止)と、

平成22年度予算について、
各部局から説明を受けながらの減額・組み替え作業と、

同時並行で作業中。格闘中…。


補正予算の削減分だけで3兆円?
容易ではない…。
前政権の罪も重い…。



9:00議員会館の自室に入る。
日程の確認、スタッフとの打ち合わせ等。

10:00過ぎ、国土交通省入り。

午前中は、
○鉄道政策について、
○高速道路料金引き下げの影響分析について、
○「交通基本法」について、
説明を受けながら、協議・検討・勉強。


昼は、大臣室にて、そばを頂きながら、
大臣・副大臣・政務官による「政務三役会議」。

補正予算や各省政策会議について協議。


午後からは、
各団体代表者の来訪挨拶を受けながら、取材対応等。


旧知のイラク共和国臨時大使も、
激励に来て下さった。
イラクの復興・平和を祈り、両国の友好を誓い合う。


15:30からは、
海事局、運輸安全委員会、海難審判所、土地・水資源局と、
順次、「平成22年度予算」について、
ヒアリングと、重点化や優先順位付け、減額協議。

官房「会計課」職員とも打ち合わせ。


その後は、ヒアリング内容を受けて、
自身で思考と整理。


21:00からは、秘書官と夕食。
交流懇親会を兼ねて?

議論も、発散も。

都内の宿舎で休む。

金曜日の夜の東京。
家族と離れて、寂しい…。
Date: 2009/10/02


予算づくり


【10月1日】
今日から「平成21年度」も下半期…。

景気も、生活も、
「上向き」にしていける政治を実行していきたい。

景気動向に目を配りながら、
>平成21年度補正予算の留保措置も、
>平成22年度予算案の組み替え作業も、
>ダム中止も、JAL経営問題も、空港整備勘定の見直しも、
>新たな成長戦略も、…。

一日、
国土交通省内の政務官室で執務。

大臣室や副大臣室も行き来しながら、
説明を受けたり、協議したり…。

自分の頭と体が、
自分のものではないよう…?!



9:00国交省入り。

午前中は、各局より、
平成22年度予算について、説明を受けながら、検討協議。

海難審判所、土地・水資源局、河川局。

何が止められるのか?
どこが削れるのか?

あらゆる知恵を結集したい。


地域の陳情・要望に来訪される方々の対応も。


午後は、
辻元清美副大臣室で、所管事項説明を受ける。

海事局と自動車交通局。

四面環海の日本で「海事」「海運」「船員」は重要。
「タクシー」「バス」地域の公共交通は重要。
「トラック」物流をこれからどうするか?


18:00には
副大臣と政務官の打ち合わせ。
補正予算、各省政策会議など、懸案事項について協議。


18:30からは、
観光庁発足1周年祝賀会に参加。

「日本」をPRして頂く皆様、
「旅行」をつくる業界関係者が集まり、発足1周年を祝う。
「観光」で、日本をさらに豊かに富ましていきたい。


その後、
国交省内に設置され、
今日からオープンした「かすみがせき保育所」を見学。

外務省での仕事を終えお迎えにきたお母さんから、
夜遅くまで(22:00まで)開いている保育所の開設を感謝される。

父親も、母親も、
仕事しながら子育て出来る環境の整備は急務の課題。


移動し、
日本弁護士連合会主催の衆院選当選祝賀会に出席。


食材を調達して宿舎に帰る。

宿舎内の先輩議員の部屋にて、
同僚議員と情報交換。

国会と、政府と、政党と、
如何につなぎ、回していくか?
想像がつかない、未知の道…。


自室で休養。
Date: 2009/10/01


 

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