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2011年6月の活動日記

6月終わる・・・



6月も終わり、7月へ。

梅雨も明けたような?陽光眩しく…。

暑い、熱い夏へ。

復興の夏、
節電と省エネの夏、
政権出直し、政治刷新の夏へ…。



朝は、宿舎で私事。


10:00からは、
議員会館会議室にて開催された、
民主党【港湾】振興議員連盟の総会に出席。

この度、
原発事故担当大臣になられた細野豪志議員が会長。

「選択の集中」など、
民主党政権下での港湾政策、港湾関係予算、
東日本大震災の被災状況、復旧に果たした役割、復興への課題等。


11:30には、
民主党の「子ども政策」に関する合同部門会議に出席する。

震災で、親を亡くし、
「遺児・孤児」になってしまった子どもたちの
実態把握と支援策について、
有志の同僚議員による調査・提言を聴く。


国会に入り、
12:00から、「国会対策」役員会。

懸案の課題、
国会を動かしていくために乗り越えていく課題について、
協議・整理する。


午後は、
国会内で調整と面会、
議員会館で部門会議への出席等。


夕方には、
議員会館内の健康センターで、
マシン相手に、トレーナーの指導で、汗を流す。


18:30からは、
平素、共に活動する皆様と、
反省と慰労、団結のための懇親会を開催。

辛く刺激たっぷりの料理を頂きながら、
1月からの通常国会を振り返り、
暑い中、8月末までの延長国会での法案成立、
そのための協議・調整等、お互いの奮闘を誓い合う。


発散して解散?!

宿舎でクールダウン。
Date: 2011/06/30


乗り越える!


不本意ながら停滞する国会だが、
多くの方々のご努力とご理解で、
お互いが歩み寄り動き出す
「糸口」「兆し」を確認出来るようになってきた。



朝は、少々ゆっくり宿舎で私事。
頭と身の回りの整理。


10:00議員会館に入る。

民主党・農林水産部門会議の
「戸別所得補償制度制度検討WT」に出席。

「自給率向上」「水田利活用」のために導入された
戸別所得補償制度の成果と課題について、御講演を拝聴する。



国会内の国会対策委員会の控室に入る。


12:00からは、
衆議院の各委員会の筆頭理事、
国会対策担当理事の皆様にご参集頂いての会議。

安住国会対策委員長より、
現在の状況と今後の対応方針について伝達。

野党と協議・交渉しながら、
法案等、懸案課題を抱える各委員会を、
国会を動かしていくのが私たちの使命。



その後も、国会内で、
委員会への議員所属の調整など。


14:30からは、
幹事長室で行われた、
東日本大震災復旧・復興に関する連絡会に出席。

岩手・宮城・福島三県からのご要望事項の整理。

二次から三次の補正予算、法律改正、運用改善など、
課題解決、問題克服のための方策を検討する。



その後も、
国会内と議員会館自室とを行き来しながら、
面会・協議・連絡・調整等。



18:30からは、
国会近くの居酒屋で、
私的勉強会の顔合わせと打ち合わせ。


移動し、20:00からは、
東日本大震災復興特別委員会の黄川田委員長はじめ、
与野党理事の皆様との懇談会に出席。

審議・協議の末、成立した「復興基本法」。
各政党の意見を調整し、
政局を乗り越えて、法律を成立させていく。

こうした尊い経験を、
お互いの人間関係を、大事にしてまいりたい。


散会後、流れ、黄川田委員長らとさらに懇談。

あの3月11日を、
その後の思いと行動を振り返り、
「これからのこと」語り合う。

それぞれに、
「乗り越えなければならないこと」がある。

一緒に歩いてくれる人が多ければ多いほど、
その道程は心安く、心強い。

いろいろな意味で、先頭を歩く人の力量も問われる。



宿舎で休眠。

Date: 2011/06/29


黙々と、堂々と!



<復興と原発事故収束>

そして、
社会保障制度のつくり直しと税財政改革など、
<日本の経営改革>
と。

それらを先頭に立ち担っていく民主党政権の菅内閣。

どのような状況でも、
与えられた任務を、黙々と、
しかし、堂々と果たしていくのみ。

国民と未来のために…。



今朝は、7:30から、
国会近くのホテルで、
『三日月大造と元気な日本を創る!朝の勉強会』を開催した。

10,000円の会費。
政治資金と衆智を集めることが目的。

初めての開催で緊張したが、
多くの方々のご協力とご参加のおかげで、何とか形に…。

次回は9月下旬。

立法府である国会で活動する者として、
時々の政治状況を報告しながら、
有する思想と理念、目指す国家像、
重点的に取り組む政策など提起する場、
各分野の皆様からご意見等を頂く場、
自らを磨く場として活用していきたい。


特別ゲストとして、
安住国会対策委員長にも駆けつけて頂き、
国会・党内の政局や、ご自身の御心の内も大放談?!

ヒヤヒヤ…。



9:00には国会入り。

今日も、国会を動かしていくために、
「国会対策」の役員会、官邸・政府との連絡会から始まる。

いろいろなことを理由に、
野党の反発が強くなり、国会が動かない…。

局面打開へ、協議を続ける。



午前中、合間に、
議員会館自室で、面会対応も。
各業界の協会、新旧会長のご挨拶も受ける。


昼は、仲間の議員の情報交換会、
12:30から、
当選一回の衆議院議員にご参集頂いての
「国対(国会対策)全体会議」。

現在の状況、今後の対応方針等、共有する。

議会では「数が力」。
「多数」は束ねるのが難しい…。

「理念と情報の共有」が肝心。
議員としての前に「人としての礼儀と信用」も大事だと思う。

種々諸々、思い考えながら、
国会内で、多くの人と相対している。


衆議院法制局、政府各省と打ち合わせ等。


寸時、国会を離れて、
都内で開催中の書道展へ。

自身の恥かしい作品も。
『三省』

平素、書道教室でご指導頂く
長谷川先生のご案内を頂きながら作品鑑賞。



17:00からは、
国会内の講堂で行われた民主党「両院議員総会」に出席。

報道の記者やカメラマン、
警備のための衛視、
準備・運営のための党スタッフ…等、
多くの方々が見守る総会だったが、
内容がその注力・注目に値したかどうか…?

長々と意見を述べる議員。
何仰っているか不明な議員。
代表(総理)の挨拶と答弁への白けた反応や異常な反発。

この時期の、
政権政党のこの実態・状況に、私は強い危機感を持った。



19:00からは、
都内の料理店で月に一度恒例の「滋賀六人会」。

滋賀県選出、
六人の衆参議員が集まっての夕食懇談会。

県内各地の状況、それぞれの専門分野など、
情報と意見の交換をしながら、栄養を補充。


終了後、場所を移し、先輩・仲間と合流。
運?技?勝負の厳しさも教えて頂く?


英気と勇気を取り戻して、宿舎に帰る。


明日もがんばろう!!
Date: 2011/06/28


組織としての強さ


政治は、
「一寸先が闇…」でもあり、何が起こるか分からない。

渦中に居て、つくづく思う…。

お互いの主張がぶつかり、利害が絡み、感情も動く。
各人の夢や志、人と人とを結ぶ仁義や信義というものも
大切にしたい。

威厳ある権威も、政治への信頼も要るだろう。

権力を厳しく糾弾する報道の存在意義も認めつつ、
その真偽も確かめ、
報道の扇動にだけただ動かされることは厳に慎みたい。

加えて、
多様性を束ねる「連帯や団結」、「縦の序列や横の連携」など、
「組織」としての質も高めなければならない、と強く思う。




朝は6:30より、
JR栗東駅東口に立つ。

くのり県議、林・中村市議らと共に立ち、
駅行く人々に朝の挨拶と、
チラシを配りながらの国政報告と。

「久しぶりですね…」
「大変でしょうが、頑張って下さい!」
過大に評価しないが、
根強く広い注目と期待はあると確信。

「三日月、がんばれ!」
駅ホームから、見かけて頂いた支援者よりお声かけ。

・・・力を得た駅立ちだった。



そのまま電車に乗り、
草津・京都駅経由、新幹線で上京。

新幹線車内で、
妻手製のおにぎりを頂きながら、
新聞熟読、「活動日記」の送信等。



10:30東京駅着。

宿舎で私事の後、11:30国会内に入る。


12:00から、
国会対策委員会「役員会」。

「延長国会」に入り、
各委員会の動き、法案審議の予定など、
当面の運営方針や日程について、協議・確認。


ん…?
何となく不穏な動き?

報道で知らされる所業が、
憶測も重なり、感情を逆なでしたり、反発を招いたり。

順調に運べそうであった物事が頓挫することもある…。
なかなか動かないことを動かすことが私たちの仕事。
自分に言い聞かせながら…。


午後は、
国会内の控室にて、
国会対策上の協議・連絡・調整、
議員会館自室で面会等。


14:30には、
湖南広域行消防局の岩佐局長はじめ、
消防士の堀井さんらが来訪して下さった。

内閣府において、
「男女共同参画」を担当される与謝野大臣より、
『女性のチャレンジ支援賞』を受賞されたご報告に来て下さった。


湖南広域消防局では、
全国で初めて、「女性隊員だけの人命救出チーム」を結成され、
災害現場においても、
男女共に特殊業務に取り組むことが出来るよう、
組織として積極的に支援をされている。

女性患者への対応にも、
様々な観点から配慮がすべく、
女性救急救命士による処置が可能となるよう、
採用も徐々に増やして頂いている。

施設面においても改善をされ、
女性も働きやすい環境整備に努力されていること
が評価された、と。

「男女共同参画」は、
JR社員時代、労働運動において、私自身も取り組んだテーマ。

これも、
組織を強くする、広く公の信頼を得るための
大切な課題だと再認識する。

日頃、地元地域でお世話になる消防局が、
日本を代表し評価表彰されたことが、純粋に嬉しかった。



16:00過ぎからは、
藤村幹事長代理を中心とする、
民主党「東日本大震災対策本部」の会合に出席。

岩手・宮城・福島県の復旧状況について、
各県のご要望と対応状況について報告を受けながら、
私自身が座長を務める「応急仮設住宅」の建設状況、
避難・入居状況等について報告・協議する。

まだまだ不備と不足が多い被災地。
加えて、被災後100日が経過し、
新たなニーズや問題も生じてきている。

現地対策本部はもちろんのこと、
復興庁など、省庁縦割りの弊害を排し、
各県の個別事情にも即応できる体制の整備が
急務の課題であることを実感する。



17:00からは、
国会対策委員会の政府・各省との連絡会。
なかなか動かぬが、動かすべきテーマと場づくりについて確認。


ホテル会場の下見の後、
19:00には宿舎に帰る。

夕食と、読書と、資料整理等。
今夜は、一人、静かに考え、学び、過ごす。

Date: 2011/06/27


渋く、強い【40代】へ・・・

★人間として、渋みが出る40代!

肉体的な衰えはあるが、
動き、学び、磨き、鍛え直して、
どっこい!まだまだ頑張る!

幅も広げ、奥行きも深めたい。


市井では働き盛りの責任世代も、
政治の世界では、「鼻たれ小僧」の部類…?


この世代が、
先頭・中心を担う時代をつくる!

そのために、
寸暇を惜しんで磨く!鍛える!

地元で、
テニスコートで、誓う。



8:00過ぎ、
自宅を出て、名神高速道路を北上。

10:00前から、
長浜ドームで開催された
滋賀県障害者スポーツ協会
「グラウンドゴルフ選手権大会」の開会式に参加。

県下各市町での予選を勝ち抜かれた代表360名余りの選手の皆様。
手話を交えて、元気に挨拶!

グラウンドゴルフは、
単純手軽ながら、
やってみると難しく奥深く、とても面白い競技。

「グラウンドゴルフが出来る場所を、もっと作ってほしい…」
「民主党、頑張れ!」
・・・
親しく多くのお声かけも頂いた。


その後、琵琶湖岸を南下。

湖魚も、スイカも最盛期?!

琵琶湖も、田畑も、山々も…。

大好きな風景を楽しみながら、
長浜から、米原・彦根・能登川・近江八幡、
そして、野洲・守山・栗東・草津へとドライブ!。

滋賀の初夏の空気を感じながら、琵琶湖岸を南下。


草津事務所で事務作業。
翌朝、駅頭で配るチラシ「プレス民主」の原稿、手紙等の執筆。

スタッフと日程の確認等。


16:00からは、
草津市内のコートでテニス!

高校時代からお世話になるコーチにお願いして、
相手をして頂く。

スタッフや妻娘も交じり、
ひと時、楽しく、気持ち良く、
テニスボールを追いかけ打ち、汗を流す。


運動不足、体の鈍りを痛感(><)
定期的な運動を心がけよう!


19:00過ぎからは、
草津市内の居酒屋で開催された
山本正県議を囲む懇談会に出席。

4月に行われた県議選挙を総括して、
「地域」のため、「これから」のため、共に頑張ることを誓う。


「ガンバロー!」三唱で締め括る。

草津市内の自宅に帰り、
蒸し暑く寝苦しい夜、汗かき、頑張って眠る・・・。

Date: 2011/06/26


暑い、熱い夏へ…!


夏日を思わせる暑い一日。
一日、汗を流しながら地元での地域活動。

地域の皆様にお会いしながら、
国会の報告をしながら、
政治活動の「種や肝」を探り、つかむ。



家族で朝食後、始動!

すでに30℃を超えている…?
暑い…。


10:00前からは、
滋賀県教職員組合(滋教組)の「第74回定期大会」に出席する。
県下各地の学校現場で働く仲間の皆様に挨拶。

退席して、
草津事務所に戻り、面会対応。


資料準備等をして、
昼食後、13:30からは、
野洲市内で開催された
「滋賀県自治研究センター」第19回定期総会に出席。

転換期の地域主権を、住民自治を、
共につくることを誓い合う。


14:30からは、
「滋賀県青年国際交流機構(IYEO)」の総会にも出席。

1999年1月から3月まで、
「第11回世界青年の船」に乗船させて頂いた御縁により、
一会員として所属している。

地域での青年による国際交流について語り合う。


草津事務所での事務作業の後、
17:00からは、草津駅前のホテルで行われた
民主党滋賀県連主催の意見交換会にも出席。

4月の県議会選挙で惜しくも落選された方々より、
反省・総括のご意見を伺う。

地域で信頼・選択される民主党を、如何につくっていくか?
努力が要り、困難を伴うが、重要な課題。


守山市内のスポーツ店で私的な買い物をして、
野洲へ移動。


19:30からは、
国政報告座談会「こんばんは、三日月です!」。
今回は、野洲市永原の松陽台にて開催。

20名を超える地域住民の皆様にご参集頂いた。

○国会の状況について、
○今国会で成立した法律について、
○財政とエネルギー政策など日本の課題について、
報告して意見交換。

>消費税について、
>原子力発電について、
…等、突っ込んだ意見交換も。

「とにかくまとまって、しっかりとやってくれ!」

民主党政権への期待と、力強い叱咤激励と。

お呼びかけ頂き、ご参加頂き、
つくって頂いた新しい出会いに感謝しながら、
賜るご厚志に応えなければ…!との使命感を新たにする。


終了後、
草津事務所に戻り、片付け。

22:00から、事務所スタッフと、
反省会と壮行会を兼ねた夕食会。

ガッツリ焼肉を食べて、夏バテせぬよう、栄養をつける!!


自宅で休眠。
Date: 2011/06/25


新しい時代をつくる!


この一週間で何が前進しただろう…?
そのために自分自身は何をしたのか?

会期延長を巡る協議から、結局、合意形成ならず、延長。
その後、空転、浪費。

正直、何となく、
「徒労感」だけが残る一週間。

日本国の課題解決のために資する国会になっているか?
被災地の復興のためにもっともっと努力と歩み寄りが要る。


反省と、反省と、反省。



9:00から、国会対策委員会役員会。

10:00からは、
各省の官房長に集まって頂いて、
延長国会の法律案の審議等、方針を伝達。

8月31日までの70日間といえども、
補正予算の審議あり、お盆あり、で、
あるようでない審議時間。

与党と政府とが一体となった取り組みをつくる。


議員会館自室で面会後、
12:00からは、昼食を摂りながら、
「連合」との定期連絡会。

今国会で成立した法律等、報告と説明。
第二次補正予算など、今後の見通しなど、情報交換。


その後も、
国会内の控室で、
資料の整理、日程の確認等。


東京駅を15:00に発する東海道新幹線に乗り、
京都駅経由、滋賀県大津へ。

新幹線車内では、読書と睡眠と。


18:00からは、大津市の琵琶湖ホテルに入る。
琵琶湖が美しい!

滋賀県の労働運動や労働者による政治活動を
創られ、担われ、牽引されてこられた
東郷栄司先輩と松井佐彦先輩の叙勲ご受章祝賀会に出席。

先輩や仲間の皆様と共に乾杯!

同時に、激動の歴史を紐解き、
保守王国の中で、連帯と団結により、
その組織と地位と議席をつくり、守ってきて下さった
ご努力の軌跡を辿る。

政権交代により、労働組合が、
当局側となる政権政党を支えるという新しい時代。

過去、先輩方がそうであったように、
今、役割を担う現役世代が、燃えて、理念とビジョンを語り、
組織を束ねて、困難に打ち勝っていくしかない!

両先輩のご功績を称えながら、
私たちに課された使命を確認する。


眼鏡、携帯電話、…等、忘れ物には注意!!

草津市内の自宅に帰り、休養・充電。
蒸し暑く寝苦しい夜・・・。

Date: 2011/06/24


何としても復興する!


国会は、
「70日間延長」されたが、なぜか、動かず…???



今日も、朝9:00以降、
国会内の控室に詰めて、「国会対策」の任務にあたる。


>安住委員長を先頭とする
 国会対策委員会の役員会、打ち合わせ、
>川端達夫委員長を中心とする
 衆議院・議院運営委員会の理事の皆様との懇談、
>官邸・政府と、
 延長国会の課題整理、日程調整等。


午後は、
民主党の各政策部門の会議にも出席しながら、
難病対策等、野党時代からフォローする課題について、
政権交代後の現状と課題をつかむ。


16:00からは、国会内で、
担当する応急仮設住宅建設促進に向けた状況等、
厚生労働省と国土交通省の担当部局より説明を受ける。

用地の確保、建設の促進、賃貸住宅の確保から、
希望者の入居、コミュニティの形成、
介護サービスの付与、そして街の再生と復興住宅の建設へ。

被災後、3ヶ月を経過し、
住宅政策も新たなステージへ入ってきた。



政府との定例の連絡調整会議を経て、
19:00からは、都内の料理店で懇親会。

黄川田委員長を中心に、
まずは復興基本法の制定に関わった
「東日本大震災復興特別委員会」委員の懇親会。

枝野官房長官も駆けつけて下さった。

まだまだ多くの課題がある。
解決・前進・改善のための補正予算も、法整備も必要。
復興への道のりは長い…。

何としても「復興する!」
そのために、「結束して」、
与野党間の合意形成にも努力する!

その決意を確認し合い、
酒を酌み交わし、♪「故郷」と「北国の春」の合唱もする。



都内の宿舎に帰り、休む。

Date: 2011/06/23


さらに70日・・・


東京は、
梅雨明け?
を思わせるような猛暑…。

国会内は、
今夏、初めて冷房が入った。


本日が会期末の第177通常国会は、
8月31日まで、
「70日間」の会期延長が決まった。

「やっと…」の感。


結局、造反者も出る中、
自由民主党と公明党は、なぜか?「反対」。

双方に問題があると思うが、
内閣と行政をも動かす「国権の最高機関」である国会、
復旧・復興対策のためにも、国民生活の改善のためにも、
「唯一の立法機関」である国会で、

「全国民を代表する選挙された議員」が、
真に役割を果たせているのか?

与野党がなかなか歩み寄れない国会状況に、忸怩たる思い…。


1月24日から行われてきた今国会は、本日までに、
○92兆円超の平成23年度予算、
○震災を受けてGW返上で審議された
 平成23年度第一次補正予算
をはじめ、
多くの皆様のご理解とご努力で、
67本の法律を成立させることが出来た。

実は、
現場では、
多くの歩み寄りの実績もある。


延長された国会は、
暑い、熱い夏の国会になりそうだが、
「公債」特例法案、
「原発事故」被害補償のための法案、
二次補正「予算」、
「再生可能エネルギー」利用促進のための法案…等、
残された重要課題の解決に向けて全力を尽くしてまいりたい。




朝8:00過ぎ、国会に入る。

午前中は、
9:00から「国会対策委員会」役員会の後、
幹事長を中心に行われる
与野党間の協議状況を待ちながら、
各党に連絡をしながら、会談のセットなどにあたる。


昼は、
各委員会の筆頭理事の皆様との拡大国会対策会議。

残された法律案の審議日程など、
会期延長後の国会運営の方針を確認。


午後は、
断続的に行われる議院運営委員会の協議、
常任委員長会議を経て、
15:40から代議士会、16:00から本会議。

討論の末、採決。
17:00前、国会会期の延長が決まる。


議員会館での面会の後、
19:00からは、先輩議員と会食。

昨今の政局について、
回顧と、反省と、展望と。

行政を担うのも、
法律をつくる政治をつくるのも、人間。

読書して、
宿舎で休む。

Date: 2011/06/22


最終決断


やっと決まったか?
いや、もう少し…。


「22日」が会期末の国会。

さらなる復旧のための「二次補正予算」、
今年度予算の裏付けとなる「公債特例法案」など、
話し合い、歩み寄り、
国会で決していかなければならない課題が残っており、

「延長」は不可避だが、
延長幅がなかなか決まらず…。



「・・・・」(−−)


今日、やっと扇風機が調達されたが、
とにかく蒸し暑い国会内に、
一日、居て、
幹事長や国対委員長ら幹部をして鋭意行われる与野党間協議、
菅総理らとの調整の結果を【待機】しながら、
連絡対応等。


最終の合意形成のための調整が長引き、
予定されていた与野党の幹事長らによる会談も、
その後の会期延長を決定する衆議院本会議も、
「流会」となった。


・・・
19:30まで、国会内で、
最終調整の状況を確認する。



その後は、同僚議員と、
平素もお世話になり、
また今後も、共にもっともっと汗かかなければならない仲間と、
団結懇親会。

血と心の通う人間関係で、
難局を乗り切っていきたい!


−<=
宿舎で充電。


やっと決まったか?
いや、まだ、もう少し…?
Date: 2011/06/21


大詰めの協議



いよいよ大詰め。

22日の会期末を、いつまで延長するか?

震災復興もあり、
補正予算の必要もあり、
積み残された法律案もあり、国会は閉じることを許されない…?


菅総理の退陣とは関係なく、
課題克服のため、
「10月まで?」延長幅の見通しが示される。

>二次補正予算から、本格復興のための三次補正予算へ。
>来年度、平成24年度予算案の編成へ、
 各省の概算要求と税制改正要望も。
>組織の改編、人事の異動をどうするか?
>9月に予定されている日米首脳会談など、外交日程もある。

その間に、
民主党代表選挙もやらなければならないのか?


1月から全力疾走の150日が、まもなく終わる。

先を見通して、
正直、先を見通せず、少し気が遠くなる…。



朝5:30に自宅を出て、始発の新幹線で上京>>>
9:00前に国会に入る。


「国会対策委員会」役員会で、
会期延長について等、対応を協議。


その後、蒸し暑い国会内で、
参議院での「復興基本法」審議の状況、
会期延長を決める衆議院本会議を決める議院運営員会の運び、
断続的に行われる与野党協議の状況
…等、
把握・確認しながら、日中を過ごす。


17:00過ぎには、
こちらも大詰めを迎える
「税と社会保障」についての民主党内の会議にも出席。

年金・医療・介護・子育て等、社会保障制度の抜本改革と、
高齢化時代を乗り切っていくための、
社会保障拡充を賄うための財源、
具体的には消費税増税への方針など熱い討議が行われる。

選挙の当落や政権の延命より、
国の財政と社会保障の持続性を第一に考えたい。

増税は安易に行われるべきではない。
これ以上、償還の見通しなく債務を積み重ねることにも
慎重であるべき。
財源捻出のために、
歳出削減など、不断の徹底的な行政改革はまだまだ行われるべき。

しかし、
必要な社会保障を賄うために消費税の増税は不可避。


18:30からは、
国会内で、与野党幹事長書記局長国対委員長会談が行われる。

国会会期について、
菅政権として、まず成立を期す
@二次補正予算、A公債特例法案、B再生可能エネルギー
などの課題、
それらを審議・成立させるための会期として
「10月の然るべき時期まで…」との提案が行われた、と。


合意・結論は翌日に持ち越された。


安住国対委員長らと夕食後、
国会に戻り、資料整理と日程確認の後、
宿舎に戻る。


明日はヤマ場だ。

Date: 2011/06/20


父として、人として。


〜父の日〜

父として、
世に、家に、子に、責任を果たせているか?

生計だけでなく、
政経(政治・経済)も、そして人生も、
形づくり引き継ぐ責任がある。


子らへ…
○まず、時間を、自分の人生を大事にしてほしい。
○夢と志を抱き、
 それを実現するための努力を怠らずにやろう!

○時に、難しいこともあるが、
 まわりの人々との生活や労働も尊い。
 自分のことだけでなく、
 まわりの人々のことも考えられる人になってほしい。

自省と自戒を込めて…。



10:00から、
草津市立総合体育館で開催された
「第26回草津市いきいきふれあい大運動会」の開会式に参加。

毎年、参加させて頂いている。

「今、せっかく、共に生きているんだから…」
心身の障害を乗り越えて、不自由を助け合い、
暮らしていける、働いていける地域を、共につくろう!と挨拶。

一日、大いに体を動かし、
気持ち良い汗を流して頂くこと、お祈りする。



その後、
守山市の芦刈園の『あじさいフェア』にて、
「今が見頃!」丹精込めてお世話頂いている、
色とりどり、満開の美しい紫陽花を観賞。

絵手紙を描くことにも挑戦!
多くの人々と交歓交流しながら、ひと時、楽しむ。


その後、
春の叙勲を受章された先輩宅を訪問。
一言、お祝い。


行きつけの『とら吉』で昼食。
とんかつ定食でお腹一杯…。またカロリーオーバー?



14:00以降は、オフ。

娘との約束!
買い物に出かけたり、
母校を訪問したり、家族で誕生会など。

「父の日」の慰労も。
テニスラケットをもらった!!
運動不足を解消したい。


リラックスしてリフレッシュ!?
次への鋭気と勇気を養う。


翌日以降の課題と日程を確認して、
早めに就寝。

Date: 2011/06/19


滋賀でもらう元気


>「枠」にハマっているゾ!
>「守り」に入っていないか?
>もっともっと「前に」出ろ!

偶然にも、行く先々で、
信頼を寄せる先輩方より、ハッパをかけられる。


>ちゃんとまとまって…。
>野党とも協力せなアカン!
>マニフェストにこだわるな!

「組織」としての、
民主党や国会(政治)が問われてもいる。


「個」の力と思いと、「組織」の動きと評価と。
いつもすべてが一致する訳でもなく…。

手間と時間はかかるが、
諦めず、一致させる努力を継続中!



朝一番、散髪へ。
行きつけの『レビュー』で髪を切り揃える。サッパリと。


草津事務所で面会対応。
ご要望等、拝聴する。


その後は、
栗東市内の集会所で開催中の
「NTT労組退職者の会」の会合に顔出し。

激動の時代を生き抜いてこられた、
高度成長をつくってこられた、
お元気な先輩方より、叱咤激励。


移動の途中、
守山市の旧中仙道街道沿いの文具店で一服。
街の、店の歴史を伺いながら…。


守山市内の食堂『岡田屋』で昼食後、

13:30には、野洲市野洲にて、
山本勇作後援会長はじめ、
自治会長や地域の先輩方のご案内で、
地域を流れる「矢田川」を視察。

水の流れが悪く、
広さと高低差の面で、一部改修が必要か、と。

平時は溜まるヘドロが問題、
ゲリラ豪雨時の被害も心配。

野洲川から引き流れる「水」は、下流の農業用水。
上流で流れを変えることは容易ではない。

治水も、利水も、水の問題は難しい…。


自宅で着替えた後、大津へ移動。


16:00から、
民主党滋賀県総支部連合会の幹事会に出席。

4月の県議・市議選の総括、
党員・サポーターの定時登録について、
政治資金パーティーについて、
…等、協議する。


18:00からは、
川端達夫衆議院議員の在職25年をお祝いする懇親会。

先輩・仲間と共に。

西田八郎衆議院議員の後継として、
サラリーマンから転身。

1986年(昭和61年)7月に初当選されて以来、連続8回当選。

政権交代後は文部科学大臣にご就任。
公約の「高等学校授業料無償化」も実現された。

現在は、衆議院議員運営委員長として、
日々、国会運営のご指導とご指南を頂いている。

「数回の選挙を経て、
 25年、国会議員として活動すること」

気が遠くなる。

期間を長く過ごすことより、
短くとも、その間に、何を成し遂げられるか?
を考えて、日々、歩いてまいりたい。


勢いのついた先輩方と、
草津市に会場を移し、飲み語る。

地域のこと、滋賀のこと、政治のこと、人生のこと、
…等、語りながら。


元気をもらった一日。
Date: 2011/06/18


もう100日・・・


■3月11日発生した「東日本大震災」から100日へ。


>ご家族を亡くされた方々のご悲嘆はなお深く…。
>家や会社を壊され流された人々のご苦労はまだまだ続く…。
>現場での懸命の対応続くも、原発事故の収束も未だ…。

この日本国で、
「今」を生きる国民の一人として、
大切な任務を担う国会議員の一人として、
危機苦難を自覚し、
多くの被災者のご苦労に寄り添い、共有したい。


朝、国会に入る。
衆議院正面玄関から。
「三日月大造」使命ボタンを押す。
今日も登院!


9:00からは、
安住淳国会対策委員長を中心とした
国会対策委員会「役員会」に臨む。


このまま延長なしに国会会期を閉じる訳にはいかない。

菅総理の退陣時期とは関係なく、
国民のための法律や予算を審議するために…。

どれぐらいの期間、延長するのか?

現在、玄葉政調会長を先頭に鋭意行われている、
「子ども手当」はじめ、主要政策を巡る、
民主党と、自民党・公明党の三党協議の成否は、

既に執行中の今年度予算の歳入の4割を超える
特例公債の発行根拠となる「公債特例法案」の成立にも、

22日の会期末を迎える今国会の会期延長幅にも、
大きな影響を与える。



衆議院と参議院を行き来しながら、
各委員会のわが党・筆頭理事に連絡をとりながら、
官邸・各省など政府の国会担当者の皆様から
説明を受けながら、連携しながら、

「国会を動かす仕事」に勤しむ。




○農林水産省からは、
 花卉栽培への支援策はじめ園芸・盆栽について、

○国土交通省からは、
 閣議決定を経て、国会に提出されているが、
 自民党の理不尽な反対と抵抗により、
 審議入りすら出来ず店晒しになっている
 「交通基本法」について、

○東日本大震災からの鉄道復旧や
 鉄道利用の観光支援策等について、
○応急仮設住宅の建設状況
・・・等、説明を受け、意見交換。



昼から午後にかけては、
総務・農林水産・厚生労働・財務各省を訪ね、
大臣政務官や副大臣らに対する、
東日本大震災関連の離職者支援策、
海員・船員の確保、税制特例措置の創設など、
「全日本海員組合」の要望活動に同行する。

政府内で、
良い意味で「政治主導」を発揮して頂くべく、
現場の声を代弁する代表者の皆様と、
懸案の政策課題を、情理を尽くして訴える。


四面環海の日本において、
経済安全保障の観点からも、
食と物流を守る漁業や海運を担うために、
船に乗る人々を確保すること、
そのメッセージを国家の意思として明確に掲げて発すること、
教育、通信設備の改善、税制優遇措置など、
各種優遇措置を含む総合的な対策を早急に講じること等、
提言・要望する。



夕方は、
都内で開催された「UIゼンセン同盟」友好議員懇談会に出席。
全国の仲間の皆様と、同僚議員らと、交流・交歓。


20:00東京駅発の新幹線で帰滋。

車中は、読書と資料精読の時間。


自宅に戻り、遅めの夕食。
妻と、諸々、相談しながら。

Date: 2011/06/17


色と空と


色不異空 空不異色 色即是空 空即是空
『般若心経』の経文を反芻する。

次々、続々、個々、いろいろ、
有る時だからこそ、
「空」や「無」の心と時間を大事にしたい。




8:00『子ども手当』について議論する、
民主党の合同部門会議に出席する。

今年度予算の歳入の四割以上を確保するための
「特例公債法案」を、
野党の理解を得て国会で成立させるべく、
「歳出の見直し」を余儀なくされている。

■「未来への投資」との哲学・理念を遵守すべき!
■現在13,000円の手当の金額をどこまで上乗せ出来るのか?
■逆に、どこまで引き下げるのか?
■「所得制限」を設けるのか?
■「控除から手当へ」との方針で、
 改革中の控除廃止に伴う手取り減(負担増)は避けるべき!

結論は、交渉担当者である政調会長に一任。
ここ数日、重要な協議をすることになる。

政治とは、
「妥協の連続」「妥協の産物」か…。


国会内に入り、9:00から、
安住淳国会対策委員長を中心に、
「国会対策」の役員会。

本会議や各委員会の日程、
参議院で審議中の「復興基本法案」はじめ、
「原子力損害補償支援機構法案」「再生可能エネルギー法案」
「郵政改革法案」等の重要法案の取り扱い、
会期の延長は?延長幅は?
野党のご主張は?
・・・等、協議する。


12:45からは代議士会、
13:00からは衆議院本会議。

その後、夕方まで、
国会内と議員会館を行き来しながら、
面会対応、各委員会・参議院との連絡、
政府との調整等にあたる。


大震災からの復旧のための「二次補正予算」、
自治体との協議を経て策定されるビジョンを実行していくための
本格復興への「三次補正予算」、
概算要求や税制改正要望から、
省庁間の折衝・調整を経て「平成24年度予算案」の編成へ、

・・・
間断なく実行すべき政治課題に、如何に対応していくか?
頭と心を悩ませる。



夜は、私事。

早めに宿舎に帰り、充電の日。
先輩から頂いた書籍を読みながら、心の保養。

Date: 2011/06/16


誕生の日


★☆★☆

今日は、
娘・礼乃(あやの)の9歳の誕生日!


9年前、松下政経塾にて修行中だった。

鎌倉の円覚寺で座禅研修中の夜、
熊本から、「無事女児出産」の報を受けた。
本当に嬉しかった。


◇一人前の大人へ、心身共に成長してほしい。
 サッカー一生懸命の中学1年生の光太郎、
◇地球は一日に45周もする…?
 スカタンだが、愛嬌と人情は満点!
 小学5年生の大哉(ひろちか)、
◇負けず嫌いのがんばり屋。仕切り屋。
 チャキチャキの小学3年生の礼乃。

3人のわが子のこと、その未来のこと、思う。
だから、何でも頑張れる!



今日も9:00前から、
終日、国会に居て、控室に居て、
また、時に、衆議院と参議院を行き来しながら、「国会対策」。

会期末を間近に控え、大詰め。


政府・各省より、
審議予定法案や各種政策制度について説明を受けたり、
税制について、検討状況やご要望を伺ったり、
民主党内の部門会議に出席して、
各分野の政策検討の動向を把握したり、…も。



11:00頃には、
「千葉県民の日」で学校休み、と、
千葉県習志野市から、
小学生たちとそのお母さんたちが国会見学に来てくれた。

歓迎と挨拶と案内と。
子どもたちの、お母さんたちの「純粋なご関心」が嬉しかった。

「議員になりたい!」という小学生も。


12:00からは、
水曜日昼定例の各委員会筆頭理事との拡大国対会議。

午後、行われた、
民主党・自民党・公明党の三党幹事長会談で、
「合意」に基づき、政策協議を行うことが確認された。

「子ども手当」をはじめとする歳出の見直し、
その上で、公債特例法案の成立、
その他、震災復興や原発損害補償のための重要法案の
審議・成立も見極めて、会期を延長へ。

さて、延長期間は…?

各党の思惑もご主張もあり、ギリギリの交渉中。


夕方は、
国会近くの会場で開催された
滋賀県市議会議長会と滋賀県選出国会議員との懇談会に出席。

わが選挙区内からも、
草津・栗東・守山・野洲市議会の4議長と
議会事務局長がご出席。

地域の政策課題について、意見交換。

>琵琶湖の総合保全対策について、
>旧草津川の跡地を如何に活用するか?
>国道1号線と8号線の改善、
>日野川・野洲川・新守山川・葉山川の改修、
>獣害対策、
>農地と開発との兼ね合い、
>JR琵琶湖線の問題
…等、幅広く。

党派と会派を越えて、
地域のために、共に頑張りたい。


交流と懇親、しっかりと深める。


宿舎で休む。
Date: 2011/06/15


覚悟と責任

イタリアでは、
国民投票で、政権の「原発再開」を否決された。

日本においても、
>エネルギー需給そのもの、
>さらなる省エネ、
>再生可能エネルギーの拡大等も含めて、
今後、原子力政策を大きく見直していかなければならない。

私は、先人のご努力も、日本の原子力技術の高さも、
誇りに思うが、

今回の事故を機に、
原子力発電に頼り過ぎるエネルギー政策は転換していくべき
だと考えている。


もちろん、
国民の覚悟も、我慢も、負担も要る。

「国民投票」という制度は、
それを公式に確認する意味においても、
意味のあるものだとも思う。




朝、宿舎で身支度。

NHK連続テレビ小説『おひさま』を観て国会へ。


9:00から、
現在、担当している「国会対策」の任にあたる。

22日に会期末を迎える国会会期の延長を巡り、協議。

懸案の公債特例法案、
本日、閣議決定を経て国会に提出された
原子力損害賠償支援機構法案はじめ、
審議・成立をすべき法案もまだまだある。

震災関連で、次の補正予算も、
がれきの処理促進等、復旧・復興に関する法律案も、
切れ目なく、国会の中で審議・成立すべき!との世論も多い。

総理退陣の時期とは関係なく、
国会は国会で機能を果たしていくことが求められる。



午前中は、
国土交通省住宅局等、政府と打ち合わせ。



11:55から代議士会、
12:15から衆議院「本会議」。

ご逝去された永年在職議員への弔詞、
国会同意人事の採決、
委員会での審議・採決を経た「上がり法案」の採決。


午後は、
議員会館自室にも入り、
日程確認、資料整理、原稿執筆等。


15:00からは、
日本・バングラデシュ議員連盟の総会、
超党派「菜の花議員連盟」の総会に続けて出席。


JR在職中、
労働組合(連合大阪)の青年委員会で、
バングラデシュへのボランティア活動に参加したご縁で、
議員連盟に加入している。

この度、
会長の麻生太郎元総理の下で、
「幹事長」を引き受けることになった。

駐日バングラデシュ人民共和国の
特命全権大使マジブル・ラーマン・ブイヤン閣下からのご挨拶を受け、
親日国であり、
BRICsに次ぐ「ネクスト11」にも名を連ねる
新興国家であるバングラデシュの経済・社会・政治状況について、
外務省より説明を受け、
バングラデシュ訪問など議員連盟の活動方針など、確認する。


滋賀県発の「菜の花プロジェクト」を全国に広めよう!
と始められた議員連盟では、
川端達夫衆議院議員が再び会長にご就任。
滋賀県選出6名の国会議員が中心メンバー。

チェルノブイリ事故被害地域での菜の花栽培が
放射能汚染の除去に一定の効果のあった実証実験結果について、
報告がなされた。



その後は、国会内の控室に戻り、
国会審議日程について、懸案事項について、
国会審議に絡む、
政府各省・官邸・各閣僚の各種調整案件について、
…等、各種国会対策案件について、協議・調整・連絡・相談等。



18:00からは、
国会近くの会場で開催された
連合組織内議員懇談会の総会・懇親会にも顔出し。

働く仲間の集合体である連合からも、
昨今の政局には強い苦言を呈される。

みんなで協力して、支援して、
実現した悲願の「政権交代」の結果、誕生した「民主党政権」。

「もっともっとしっかりしてくれ!」
強い叱咤激励を賜る。


移動し、
先輩・同僚議員と夕食。

反省会と決起集会と。

乗り越えるべき課題多く、
そのために埋めるべき「溝」「隔たり」も深く…?

批判・逃避するだけでは何も解決・改善しない。

やっぱり、国会も、政治も、
「一人の百歩より、百人の一歩」。
自分に言い聞かせる。

宿舎で休養・充電。

Date: 2011/06/14


共に歩む

大震災から三ヶ月が経過…。


被災地の復旧・復興はこれから…。

軽々に表現することも憚られるが、
ご家族を亡くされた方々のお悲しみは、なお深く、より大きく…。

仮設住宅へのご入居など、
不自由な避難所生活からの脱却も急がねばならない。

産業の再生など、
夢ある復興も、共に成し遂げていかなければならない。


防災も、製造も、交通も、エネルギー需給も、
財政も、政治も、日々の生活も、
すべてを見直し、つくり直す夏になる。




朝4:00過ぎに起きる。
滋賀県草津市の自宅で。
資料整理、身支度、朝食。


6:30からは、
JR草津駅西口に立つ。久しぶりの駅立ち!

駅行く方々、
駅前で待機されるバス・タクシーの運転手の皆様から、お声かけ。
「しっかり頑張ってくれ!」
「民主党、頼むで…」


そのまま電車に乗り、
京都駅経由、東海道新幹線で上京。

車内で、
読書、「活動日記」の送信等して過ごす。


11:00前、寸時、宿舎に寄り、
私事の後、国会に入る。


12:00から、
民主党「国会対策委員会」役員会。

安住国対委員長は、
国民新党・亀井代表との会談に同席するため、官邸へ。


本日から、参議院で始まる基本法の審議、
政党間合意により一部成立する税法、
依然、店晒しの公債特例法案、
閣議決定が予定されている原発事故賠償スキームに関する法律案
…等、
当面の重要課題と今週の国会日程について、整理・協議する。

復旧・復興に向けた二次補正予算の編成も必要。

22日が会期末の今国会の会期を延長するか?
どれぐらい延長するか?
野党の反応は?

今週はなかなか難しい一週間になる…?


13:00からは、
先輩・同僚議員と打ち合わせ。

この局面、
人々の様々な動向について情報を交換し、
ものの考え方と身の処し方等、見出す。


国会を離れ、
都内で開催中のJR連合「第20回定期大会」に出席。

労働組合にとって、最も重要な定期大会。
一年間の経過の報告が行われ、
今後の運動方針、役員体制などが決定される。

近況報告と決意の挨拶。

国鉄改革から25年経つJRも、
多くの政策課題を抱えている。

国民の足としての基幹交通・公共交通を
維持・活性化させていくために、課題の解決・改善のために、
共に頑張ってまいりたい。


国会に戻り、控室で、待機・調整等。

国土交通省道路局からは、
「三陸縦貫自動車道」について、
建設状況等、説明を受ける。

被災した現地を視察して、
その整備状況、ご利用状況を確認して、
この道路は、予算を確保して、
「復興道路」として整備を急ぐべきだと考えている。


夜は、
18:30都内でのJR連合定期大会に再度顔出し、
開催中の懇親会に出席。

在職中から旧知の、
また当時から、平素もお世話になる仲間の皆様と、
しばし懇談。

移動し、
同僚議員との懇親会に参加。

ご経験も、お人柄も様々、
選挙区もそれぞれ、初めて話す議員も、まだまだいる。

人間同士、仲間同士、
もっともっと語り合うことが大切だと感じた。


宿舎に帰り、
入口で待つ記者の皆様に寸時、付き合い、
自室に入る。



今日は13年目の結婚記念日。

妻と出会って良かった。
二人で、「今、生きていること」に感謝したい。

Date: 2011/06/13


天の気に通ずる


午前中だけ雨が上がり、晴れ間も!
天の気に、幸運に感謝。


9:00から、
野洲川の河川敷の広場で、
後援会主催、定例の「グラウンドゴルフ大会」を開催!

200名を超える皆様にご参加頂き、盛大に。


32ホール、私も、
参加者の皆様とプレーと交流を楽しむ。

自然の美しい風景の中、鳥の声を聞きながら、
人生の大先輩方から教わりながら、
励ましのお声かけを頂きながら…。


初めて「ホールインワン」も体験!!

しばし、爽やかなひと時。


表彰式と閉会式まで和やかに。

ご参加頂いた方々に、
企画・準備・運営して頂いた皆様に感謝…。




終了後は、
守山市内で会社事業所のOB会懇親会にも顔出し。
ここでも厳しくも温かいお声かけ続々。

移動中、守山市内でポスター貼り替え、
その後、「山さんラーメン」で昼食。


続いて、
賑やかなお母様方と一緒に、
草津市内の小学校で開催中の、
息子の所属するサッカーのスポーツ少年団の試合も観戦!

大きくなる、強くなる、
そして、大人になる?
成長した息子の姿を確認。



草津事務所に戻り、
チラシ原稿の執筆、日程の確認等。



夕方は、
お世話になった先輩のご逝去を悼んでの弔問。

その後は、市議宅を訪問。


喫茶店で時間調整の後、
19:00からは、野洲市内で、
県議会議員選挙の総括・反省の会に出席。

確かに、民主党への逆風の影響もあった。

大義は?志は?
政策は?組織は?運動は?

反省点や改善点を洗い出し、
「これから」のために、愛する「地域」のために、
取り組み課題を確認し、
お互い共に奮闘することを誓い合う。



自宅に戻る。


ニュースを確認。

子どもたちの可愛い寝顔を確認して、
最近、お気に入りの、
わが子の幼い頃のビデオ映像を視聴してリラックス!


また、明日から国会。
国民のための国会へ、未来のための政治へ、
「決意」を新たにする。

Date: 2011/06/12


地域から、民主党の再生へ!


今週末は、
地元・滋賀県で活動。

昨夜から朝方まで大雨・・・。

予定されていた地域の行事は中止…。


朝、自宅で家事の後、始動!


11:00には草津市の琵琶湖岸、
矢橋帰帆島内で開催された
連合滋賀主催の「クリーンフィッシング大会」の表彰式に顔出し。

ご家族連れを含めて、組合員の皆様が、
釣りで、琵琶湖の外来魚駆除に貢献!

48センチのブラックバスなど、
総重量12キロ超釣り上げた方が第一位。
賞品は『平和堂』の商品券!


その後、寸時、
自宅で休憩、昼食、着替えの後、


13:30からは、赤野井別院で執り行われた、
守山市遺族会主催「平成23年度守山市戦没者追悼式」に参列。


境内で行われた式典で、献花と挨拶。

仏前では、
戦場で倒れ、戦禍に遭われ、
亡くなられた戦没者英霊に哀悼の誠を捧げ、
最愛の肉親を戦争で亡くされた悲しみと苦しみの中、
戦後を生き抜かれ、この日本をつくってきて下さったご遺族に
お悔やみとお礼を申し上げる。

海外で放置された御遺骨を一柱でも多く祖国に御戻しすること、
戦争と核兵器のない国をつくること、
そのために過去と歴史を謙虚に振り返り学び、
伝承と教育により、戦争の悲惨さを後世に伝えていくこと、
「私たちの責任」だと告げた。述べた。誓った。

戦跡巡拝に参加した中学生の作文も拝聴。



草津事務所に帰り、
16:00からは、
「民主党滋賀県第3区総支部幹事会」を行う。

総支部長として、
国で、国会で活動する衆議院議員として、
この間の国会での騒動について顛末を報告する。

県議、市議、党員、役員の皆様から、
厳しいご指摘やご指導や。


○議席拡大へ、市議選挙への取り組み方針は?
○原子力政策などエネルギー政策の見直しは?
○国会政局を、党内政局を乗り越えよ!
○地域基盤確立のため、党員・サポーターを増やそう!

約2時間、
仲間の皆様と、中身の濃い議論を行う。


夜は、守山市内で先輩方と一献。

秋の市議選を見通して作戦会議。

戦後の窮乏期を、激動の時期を、
高度成長の時代を生き抜いてこられた先輩方の
貴重なご経験談を拝聴しながら…。

時代も、環境も違う。
とても真似も出来ないが、
「仲間を想う行動」や「組織や地域のための奮起」
という姿勢や理念は共通する。

継承・体現したい。


自宅で充電。

Date: 2011/06/11


会期末へ・・・

1月24日から開会中の『第177通常国会』も、
150日間の会期が、「6月22日」に会期末を迎える。

いよいよ大詰めの時。

会期を延長するのか?延長しないのか?
延長するなら、どれぐらい延ばすのか?

野党の協力も得て、
あとどれだけ法律案を審議し成立させるのか?


菅総理の退陣、
その後の潮流や体制への思惑も絡み、
複雑な政局になってきた…。

この種の話、
公式もなければ、正解もない?

残念ながら、
求心力を失った政権は、
徒に長く居座ることで弊害の方が大きくなる…か?

ただ、危機国難の時、
賭してやれることはすべてやり尽くすことも重要。



9:00国会に入る。

定例の国会対策委員会の役員会と政府との連絡会、
理事を務める「東日本大震災特別委員会」の
理事会と委員会への出席、

その後は、
面会、連絡、各種調整等。


11:30には、
上京された滋賀県の嘉田知事に同行して、
国土交通省・三井副大臣室へ。

昨年、約3ヶ月、
私も在室・執務させて頂いた副大臣室。
懐かしく…。


住宅の耐震化、流域治水政策、
幹線高速道路「第二名神」の整備促進など、
滋賀県からの政策提案を行う。

「滋賀県ならでは…」
の先進的な取り組みを国の政策に反映させられるように…。


12:45から代議士会、
13:00から衆議院本会議。

特別委員会の委員長、黄川田徹衆議院議員から、
基本法案の審議経過、与野党での精力的な修正協議の末、
合意に至った結果など、ご報告。

ご自身も被災され、
ご両親、お連れ合い、ご子息を亡くされた。
悲しみを乗り越えて、
国会で、被災地のため、復興のため、と、
黙々と仕事に打ち込まれるお姿は、議会の中で、
人々の心を打った。

残念ながら、
共産党とみんなの党が反対されたが、
賛成多数で、「復興基本法」は衆議院を通過した。


その後は、
幹事長室で行われた民主党の幹部を中心とした
「大震災復旧・復興検討委員会」に陪席。

被災地での「二重ローン問題」など、
検討の末、まとめられた党の考え方が示された。


終了後、移動し、
議員会館内の会議室で、
滋賀県内の郵便局長の会の皆様から、
郵政改革のための関連法案の早期の審議入りと成立を、
強く、強くご要望頂く。

全国、山間部も半島部も津々浦々、
張り巡らされた郵便事業のネットワーク。

今回も甚大な被害を受けられたが、
その中にあって、被災地のためにご尽力頂いている。

民営化と分社化とで、
阪神・淡路大震災時と比べて、
震災の救助・復旧の面でも協力し難い環境にある、とのご報告も。



その後も、
国会内で、政府各省より報告と説明、相談等を受ける。

与野党で交渉しながら、
合意点を探りながら、政府と調整しながら、
国会を動かしていくことの難しさをつくづく感じている。



18:00前の東海道新幹線に乗車。

偶然、同じ車両で前後の席に乗り合わせた
嘉田由紀子滋賀県知事と道中、車内で意見交換。

原発はじめエネルギー政策も、
治水政策も、国と地方の関係も、
今が転換点であり、過渡期。



20:00過ぎ、京都駅着。

山科駅構内での人身事故でJR琵琶湖線は運休…。

タクシーで草津まで急行。


21:00終了間際、
草津青年会議所の6月例会に飛び込む。

先月に続いて今月も、
メンバーすべてが参加出席する「100%例会」が達成された。

当たり前のことなのかもしれないが、
なかなか実現できず、凄いことだと思う。

国会もあり、職責もあり、
加えて、今夜のような急な事故・ハプニングもあり、
なかなかプレッシャーのかかることでもあるが、
一メンバーとしての責任の一端を果たせたことに安堵…。



スタッフと、
週末の行動日程を確認。


久しぶりに自宅に戻る。

今夜も蛙の合唱を聴きながら、
生温い夜風に吹かれながら、
一週間を省みて、夕食と、休養と充電と。

Date: 2011/06/10


黴、鰻、蛞蝓、蟇蛙



//////
西日本を中心に、梅雨前線が活発化!

土も、木も、草も、花も、そして人も、
雨に濡れて打たれて、強く、美しくなる。

じめじめ、ムシムシは嫌だが、
この季節にしか味わえない情感も、
風景も、料理も、大事にしたい。



朝は、6:00過ぎより「書道」。

今週は参加することが出来た。

しばし、和室で、
先輩議員と並んで座り、先生のご指導を頂きながら、書する。



8:00からは、
議員会館内の会議室で開催された
海事振興連盟の臨時総会に出席。

大震災関連、海賊対策、税制改正等、
関係団体からのご要望等拝聴し、
防衛省・国交省など、政府の取り組みを確認する。


8:30からは委員打ち合わせ、
9:00から国会対策委員会役員会、
9:20から理事会を経て、

9:30からは「東日本大震災復興特別委員会」の審議に臨む。

復興に向けた「基本理念」、
理念に基づき実施される施策、
それを推進する「復興庁」の設置、
「復興債」の発行をはじめ、必要な資金の確保、
「復興特別区域制度」の創設など、
今後、本格化する『復興』の方針や組織に関する基本法が審議中。

午前中は、2時間、
菅総理も出席をされて、締め括りの質疑が行われた。

>原発事故の一日も早い収束へ、
>避難所生活からの脱却へ、
>迅速な被災者の生活再建支援を!また、その拡充を!
>漁業・農業の再興策を!
…等、
復旧と復興に関するあらゆる課題が出され、
質疑応答が行われる。


昼と午後の本会議の時間の休憩を挟んで、
さらに質疑。


17:00前には、
民主党と自民党・公明党とで案を出し合い、
協議に協議を重ねて修正し、
成案を得た「復興基本法」の委員会採決に漕ぎ着けた!


関係者のご努力とご理解に敬意を表したい。

国税と地方税の改正法案についても、
まだ相違点はあるものの、
「つなぎ」後の改正について、一部合意が成立した。


与党も、野党も、
向き合って語れば、剥いて話せば、
必ず一致点がある。

退陣や大連立を安易に持ち出すことなく、
出来ることはまだまだあると思う。



委員会終了後、
財務省はじめ各省より懸案事項の説明を受ける。


17:00からは、
国会内で、政府との定例連絡会。

その後は、
民主党「応急仮設住宅建設促進チーム」の会合。

まずは、
多くの避難者の方々の半歩復旧自立のための、
仮設でも、「住まい」の確保。

そのための必要戸数の建設を、
そのための用地の確保と造成を、
現場の方々をして、急ぎ取り組んで頂いている。

足りない分は、家賃補助をして、
民間賃貸住宅を活用している。

必要な支援は?
必要な制度改善は?
必要な通達の改善は?

引き続きの重要課題。



夜は、
国会で、衆議院と参議院で仕事をする同窓の仲間と、
国会周辺で仕事をする同級生と、
東京芸大でピアノを弾く後輩と、夕食を共にする。

「滋賀県立膳所高校卒」同窓のご縁。


楽しく、懐かしく、話をしながら、
お互い「これから」への決意と連帯を確認する。
(少々、表現が大袈裟…?)

有意義なひと時を頂く。


宿舎で充電。
Date: 2011/06/09


今こそ、踏ん張って、まとまって!

「次、誰にする?」より、
「今、私は何すべき?」だ。

菅政権で出された法律案は、
菅政権でしっかりと通しておく。

公債発行の特例法案も、
原発事故の収束や被害補償のための法案も、
一刻も早い成立が必要。

与党の国会対策を担当する一員として、
その使命を再確認する。



8:00議員会館に入り、政策勉強会に出席。

国鉄改革を経て、発足したJR。

大震災からの鉄道復旧をはじめ、
各社、特に、
北海道・四国・九州・貨物会社の経営状況、
線路の存続・活性化、税制等の支援措置の恒久化等、
25年が経過する今、今後の課題を整理する。


9:00以降は「国会対策」。

国会内の国会対策委員会控室内で、
打ち合わせと、連絡・調整にあたる。

法案の審議が行われる各委員会の理事と連絡をとりながら、
野党との協議し、国会日程をつくる。

要求や主張を聞きながら、
交渉し、妥協点を探る。

政府が出す法律案が最善ではない。
野党からの建設的な提案も入れながら、
修正協議をして立法を行うことが肝要だと、私は考える。


地元から、
先輩が国会見学に立ち寄って下さった。

ご出張の合間に寸時…。

市井の良識が、
市民の感覚が国会が届いていない…。
反省と自戒と。


昼には、
各委員会の筆頭理事にご参集頂いての会議も開催。

会期末に向けて、
菅政権で出された法律案はすべてしっかり通す方針を出す。


午後は、
議員会館自室で、
面会対応、部門会議への出席。


来訪された先輩からは、
日常に流されず、
寸時でも、勉強を重ね、自分の素養を高めよ!と。


夕方も、
国会対策について政府との連絡会、
応急仮設住宅の建設状況についてヒアリング等。

発災以来、
担当して取り組んでいる応急仮設住宅の建設は、
今日時点で、3万戸を達成。

「5月末までに3万戸」という目標からは1週間遅れた。

用地の確保も、造成も困難を極めてきている。
入居者のご希望もある。
地元業者の活用など、請け負う業者の都合もあるかもしれない。

数合わせのために、
拙速に、粗悪で利用されない仮設住宅ではなく、
しっかりと地域の経済を動かしながら、
被災者の方々避難所からの脱出のための、半歩自立のための
仮設住宅の建設を急いでまいりたい。



夜は、20:00過ぎ、
宿舎に帰り、休養・充電。

たまには直帰。
早めに就寝。

Date: 2011/06/08


滋賀の力


栗東、草津、守山と、
市長会のために上京された3市長と、
昼、夜、それぞれ面会。

交通政策、環境政策、まちづくり、…等、
意見交換しながら、
国・県での制度改善や予算配分について考える。


住民と直接接する、
最も身近な基礎自治体の行政の充実を目指す。



人口が増加し、
交通も至便、企業や大学も多く立地する、
湖南地域が有する可能性を活かし伸ばしながら、

日本の経済を牽引する、新しい時代を創造する
「滋賀県」を創るために、
様々な施策のモデル地域を創るために、
私は、国で、与えられた使命を、
謙虚に、愚直に果たしてまいりたい。




9:00国会に入る。

「国会対策委員会」の役員会、政府との連絡会。

法律案の審議の動向、
そのための国会日程をつくる与野党協議の状況、
そこに臨む方針等、協議・確認する。


11:00からは、議員会館で、
オーストラリア大使館の書記官とも面会。
原発事故への対応、被災からの復興等について、意見交換。


12:30からは、
国会内で、
当選一回の衆議院議員を集めての国会対策会議。

状況と方針とを共有する。

その後は、
国会内の控室と議員会館の自室とを行き来しながら、
面会・相談・協議等。


夜は、
衆議院・安全保障委員会委員の皆様との、
また、上京中の宮本守山市長との、懇親会に続けて出席。


移動し、
20:00過ぎからは、
民主党本部内で行われた岡田幹事長との懇談会にも出席。

党内の状況、国会の動向等、意見交換。


その後は、同僚議員と一献。
「これから」への対応方針等も確認する。

宿舎に帰り、
洗濯し、「活動日記」を送信し、休養・充電。

居住まいと心持を整え、
2:30に就寝>>>
Date: 2011/06/07


大義は・・・?


大義なき不信任案の否決と、
なぜか?またもやの総理の交代と。

突如の大連立と、相変わらずの党内の権力闘争と、
与野党交渉と、解散総選挙と…。


これらが、果たしてどう転がるのか?

高齢化はじめ、日本の不可避の変化を課題を如何に克服して、
国民の生活の改善に貢献出来るのか?


正直、自身で消化できず、
納得いかず、説明できない局面に陥っている感…。


今一度、初心に返り、
流されず、見失わず、処してまいりたい。



朝は、
滋賀県草津市の自宅で目覚め。
妻は中学1年生の息子の弁当作り。家族で朝食。


歩いてJR草津駅へ。

出会う人々に挨拶しながら、
朝の忙しさと初夏の季節を感じながら…。

草津駅から、京都駅経由、新幹線で上京。


宿舎経由で、
11:00過ぎ、国会に入る。


12:00から、
国会対策委員会の役員会。
続いて、政府との連絡会。

先週の不信任案否決、総理辞任を巡る騒動、
週末、突然沸いてきた大連立など、
政治と政党を動かしていくことの難しさ、
つくづく、しみじみ感じる、今日この頃。


政局に惑わされず、
復興基本法や震災特例はじめ、
国民生活や企業経営を改善する法律を
1本でも多く審議し、成立させることが出来るように、
方針と対策を協議・確認する。


引き続き、
連合との連絡会、同僚議員との面会・相談等。


議員会館にも戻り、
寸時、資料整理と日程確認、
週末の被災地視察のまとめ作業等。


・・・
その後も、夕方まで、
国会内の「国会対策」控室にて、各委員会の日程等、調整。


夜は、報道関係者と一席。

取材する側と、取材される側と、立場を越えて、
今後の民主党政権、今後の人生等、語り合う。

お互い刺激を受け与え合いながら。


週末の遠征の疲れも?
宿舎で充電!
Date: 2011/06/06


被災地視察A

今日は、
登米→石巻→女川→石巻と移動しながら、
昨日に引き続き被災地視察。


街は壊滅。車もめちゃくちゃ。
鉄筋の建物も流され、壊され、倒されている
女川町の被災状況は凄まじかった…。


もう3ヶ月…。
避難所での不自由な暮らしを余儀なくされている
町民の皆様のご苦労の一端も垣間見て、再認識した。

仮設住宅の抽選には当たらず…。
民間賃貸住宅への入居も増えず…。
担当の職員の皆様は、
国からの運用改善を知らせる通達にも目を通す暇もなく…。


石巻市のがれきは、
前回訪問した3月26日に比べると随分撤去が進んだ。

しかし、
仮置き場用地の確保、分別も含めた二次処理、
魚加工品がれきの処理など、まだまだ多くの課題もある。

地盤沈下による冠水が、街の復旧・再生を阻んでいる。

発災直後から、
懸命の救助・捜索活動等にあたっている海上保安庁にも訪問。


被災地現場の皆様のご苦労とご奮闘を感じながら、
これから本格的な復興段階に入るにあたり、
国・県・市町間の、各省庁間の
垣根を越えた連携強化の必要性を強く印象付けられた。



朝は5:30起床。
資料の整理と身支度。

6:30に登米市のホテルを出発!


三陸縦貫道を南下し、石巻市へ。

石巻市内の住宅街の津波や冠水による被災状況を、
がれきの撤去や処理などの復旧状況を確認しながら、東へ。

万石浦を、
沿って走る線路を眺めながら、女川町へ入る。


すべてが流され、壊され、なくなった家々。
骨組みだけになった、横倒しになった鉄筋建築物。
4階の上にまで流され打ち上げられた自動車。
駅も、線路もない…。

ここでも言葉を失った…。

外洋に面する入り組んだ半島で、
強力な津波の被害の状況を、爪痕を見た。


町役場の仮庁舎や現地対策本部が置かれている
「女川町立女川第二小学校」を訪問。

安住町長に挨拶。
町と石巻市や仙台市とを結ぶ
「JR石巻線」の復旧を強く望まれている。

仮設住宅、みなし仮設(民間賃貸住宅の家賃補助)の
手続きをされる窓口も見学。

全国の職員の応援を受けながら、
被災町民のための仕事を懸命にされている。

日曜日の8:00過ぎから。精力的に。

この現場の皆様のご努力を、
一端でも、受け止め、体現せねば…と、強く思った。


隣接する運動公園内にある避難所も訪問。

現場で収容された写真が洗われ、
1枚ずつ壁に丁寧に貼られている。
人々のかけがえのない思い出が飾られている。


ちょうど朝食配給の時間。
パンが1つずつ配られる。

ダンボールだけで仕切られた、
狭く不自由な避難スペース、
プライバシーの保てない集団での生活。

冷房もない。
夏に向けて、衛生状態も心配。

こうした避難所から出て頂くため、
仮設住宅の建設も進められているが、
抽選というハードル、自立への一歩など、
制約も、ご苦労も多い…。


ボランティアによる炊き出しが、
自衛隊による入浴サービスが、
被災された方々の心を温め、日々の暮らしを支えている。

この状態からの脱却と自立へ、
いつ?如何に?どのように?とにかく考えさせられた。


>「皆さんのおかげで生きてます!」
>「安住淳さん(地元の衆議院議員、民主党国会対策委員長)は
 息子の同級生。よろしく言ってな!」
>「滋賀県から…?若いから頑張って…」
真面目で、前向きな方々のご様子に涙が出た…。



石巻市内に戻り、
被災し仮設の海上保安庁「石巻海上保安署」も訪問。

映像と資料で、
被害状況と救助・捜索活動について説明を受ける。
職員の皆様に感謝と激励の挨拶も。



10:00には
石巻市を一望出来る「日和山公園」へ。

市内のがれき撤去の状況等、説明を受ける。

壊滅的な被害を受けた加工工場内に残された
魚介加工品のがれき分別処分されている漁港にも。

鼻をつき体に染み付くような悪臭。
大量のカモメが餌を求めて飛来している。

突堤には流された燃料タンクも無残に残っている。

漁港・漁業の再生は急務だが、
時間と労力を要することを痛感した。


海岸沿いのがれき置き場、
被害を乗り越え再操業を目指されている日本製紙石巻工場、
その工場を結ぶJR貨物石巻港駅や臨海鉄道の被害状況等も
視察する。

産業の再生へ、そのための障害物の除去へ、
復興に向けた道路や鉄路の再生へ、
「絶対に復興させよう!」との決意を新たにする。




12:00仙台駅に到着し、視察は終了。


一泊二日の限られた時間だったが、
多くの被災現場を見学させて頂き、
復旧に向けた取り組みの現状と課題について説明を頂き、
克服と改善に向けた材料を賜り、
被災された皆様のご苦労の一端の一端を教えて頂くことが出来た。


新聞やテレビで観ること読むこと、
他人から間接的に聞くこととは異なるものを
感受することも出来た。

「政局より被災地に寄り添い復興を!」
「震災から夢を!」
「新しい元気な東北と日本をつくる契機にしよう!」

現地で聞くところ、
あまり期待されてはいなかったが、
国政が果たすべき役割をしっかりと自覚して行動しよう!
との念を強く抱く。


仙台駅で、旧知の先輩らと昼食。


13:00前の東北新幹線で東京。
経由し、東海道新幹線に乗り継ぎ、
京都駅経由、滋賀県草津市の自宅に戻る。


「旅好き」を自認し、
「タフさと元気」を売り物にする私も、
さすがに、少々、疲れた。


家族で夕食。

その後は、
京都府内の親類宅へ、弔問。
妹の連れ合いのお父様のご逝去を悼む…。


帰宅後、23:00までには眠る。

こうして眠れること、
家族と共に「生きていること」に感謝したい…。

Date: 2011/06/05


被災地視察@

この週末、被災地視察を敢行!

今日は、東京から北上経由で、
釜石→大船渡→陸前高田→気仙沼→南三陸→登米と。


★三陸縦貫道は、
 「復興道路」と位置付けて早期前倒し整備する!

★壊滅した沿岸の鉄道の再整備には、
 「鉄道版“くしの歯”」
 (内陸部の幹線+沿岸部の枝線(地域内鉄道))の発想も必要か?

★被災地の「がれき処理」が急務。
 国の関与・支援、全省庁連携、広域処理の体制整備、
 置き場用地の確保のため、用地買い取りの仕組みが要る!

★津波被害を受けない高台への集団移転は不可避。

★仮設住宅への入居促進に、
 集落ごとの入居、さらなるバリアフリー化、
 職業や介護などソフト面での支援とセットも重要!

★「漁業」「農業」の復活が急務!
 がれきの撤去や除塩が先だが、
 生産・市場・輸送・加工など、
 一連の流れを地域毎に再生させたい。

・・・等々。


懸命の復旧作業は進むが、
まだまだ課題多き被災地の現状。

地盤の沈下で海や川の水面が上がり、
一部、市街地の水も引かず。
ハエやカモメの大量発生。衛生状態も気になる。

復興のための構想・ビジョンは鋭意策定中だが、
時間との闘いもある。

国会は、政争に明け暮れている場合ではない!
つくづく感じ、しみじみ刻み込んだ。



朝、東京駅へ急行!

6:00過ぎの東北新幹線に乗り、北上。
ほぼ満席…。
徐行かつ間引きダイヤだが、
東北新幹線がつながったことは大きい!


10:30北上駅でタクシーに乗り換え、
国道107号線と国道283号を東へ、遠野市を通り、釜石市へ入る。


内陸の東北自動車道・国道4号線から
太平洋側三陸海岸地区の街へ、
「くしの歯」のようにつながる道路。

国道事務所をはじめ、
現場の方々のご努力でこれらを早期に啓開し、
応急復旧させ、3月15日には、
15の東西ルートを緊急輸送道路として確保出来たことは
復旧にも大きな効果があったという。


道中、車内で、
同行頂いた環境省審議官より、
がれき処理の現状と課題について、説明を受ける。


12:00過ぎ、釜石市に入る。
壊れた家屋や建物、多くのがれきなど、
沿岸部には津波被害の爪痕残る。

『新日鉄釜石』の工場内も一部、がれきの置き場に…。

市内に設置されたがれき集積場を、
市担当者の説明を伺いながら見学する。

市内の業者の協力で42のグループを作り、
がれき撤去が進められている。

道路などの公有地はほぼ終わり、
これから民有地のがれき撤去への段階。

行方不明者の捜索をしながら、
所有者の確認を受けながらのがれき撤去には
時間も労力もかかる。

撤去現場での分別も一部行われているようだが、
仮置き場に運び込まれ、
うず高く積まれた未分別の混合物のがれきを目の当たりにし、
国(環境省)が勧める分別や選別処理は、
現場において容易ではない状況を確認する。


仮置き場の用地の確保も喫緊の課題。
民有地の借り上げも地権者の了解を得る労力が要る。

一定の条件で、後の「公園化」などの構想とセットで、
「国による(国の支援で)「買い上げ」で
仮置き場のための用地を確保するという制度も必要だと感じた。


流され壊れた自動車の集積場も見学。

所有者による確認や引き取りの機会も確保されながらの
処理(スクラップやリサイクル)が進められている。


市内では、
今年、ハエが大量発生していると。
夏に向け、衛生状態も心配になる。



以降、国道45号線を南下しながら、
被災現場を、復旧状況を見て回る。


明治29年の三陸海岸大津波を受け、
当時の村長のご英断により高台に住居移転をされた
大船渡市吉浜地区も見学。

今大震災からの復旧・復興にも必要な対策。


被災地域を見学しながら、
風光明媚なリアス式海岸地域を眺めながら南下。

14:00過ぎには、
壊滅的な被害を受けられた陸前高田市へ。

駅も、家も、店舗も、建物も、…、多くの人々も、
すべてが流され壊され失われた街の様子に言葉を失う。


市内入口に設置された
「がんばろう陸前高田給油所」も見学。

給油所は津波で全壊。
タンクコンテナと給油機を設置することで
スタンドの仮営業をされている。

被災直後、供給網も寸断され、スタンドも流され、
ガソリンが現地に届かない状況を改善するために
考案して頂いた仕組み。


市役所の仮庁舎で、
地元の黄川田徹衆議院議員と会う。

ご自身がご両親とお連れ合い、ご子息も、秘書も、
津波で亡くされている…。

悲しみに負けず、国会では、
東日本大震災復興特別委員長を務められ、
地元では、
市役所職員の皆様と、
全国から応援に来られている職員の皆様と、
市民の生活のための手続きをお手伝いされている。

そして、その中で諸々様々出てくる制度の不備を
1つずつ改善されている。

実直で温厚なお人柄にも、そのご姿勢にも、
頭下がり、心打たれる。


仮店舗で営業、地域の人々に物資と元気を与える
「ローソン」にも立ち寄る。


橋が流されたため、迂回路を通り、
川沿いに広がる被災地を眺めながら…。

沿岸部へ出て、
被害状況を確認しながら南下し気仙沼市へ。

沿岸部の低地・平地の被害もさることながら、
リアス式海岸特有か、海岸部からは奥まった低地にも
強い津波が押し寄せ街や家々が壊れている地域も多い。


15:30には、
市内の公園をつぶしてあてられている
仮設住宅建設現場を見学。

5月22日着工、6月10日完成を目指して、
1K、2K、3Kの3タイプ22戸が急ピッチで建設中。


道中、JR気仙沼線の被害状況も確認する。
大谷海岸駅も、歌津駅も、志津川駅も…。

駅や橋梁の流出、冠水など津波による被害は大きく…。

4月29日に運転再開された
内陸部の前谷地駅から柳津駅以外は、依然、不通。

復旧には相当な時間と費用を要するだろうし、
そもそも今回被害を受けた同じところに駅をつくるのか?
線路を復旧させるか?という議論もある。


南三陸町では、
骨組みだけの無残な姿になった防災センターも見学。

地震後、避難せず、
最後まで町民のための「津波警報」を発し続けられ、
津波にのまれお亡くなりになった女性職員のお話も伺っている。
黙祷、合掌。



18:30には、内陸部の町「登米市」へ。

大型スーパー跡地に建設された仮設住宅を見学。

200戸という大規模な仮設住宅団地。
南三陸町から避難される方々のため、と。

様々な課題もあり、
入居が進まない仮設住宅もあるとの報。

町を離れた仮設住宅への移転・入居は進むのか?
被災者の皆様のニーズ、市町の努力に、
国としてしっかりと向き合いたい。


19:00登米市内のホテルに入る。

駅や街の被災状況、がれきの置き場と処理、
仮設住宅の建設など、
駆け足で被災地現場の状況を確認してきた。

休日返上で同行して下さった同志の先輩と、
夕食を頂きながら反省会。

政局を乗り越えた、夢ある復興へ。
共に奮闘することを誓い合う。


早めに就寝。しっかりと休養。

Date: 2011/06/04


???なぜか収まらず…


不信任案騒動から一夜。
なぜか収まらず…。

民主党内からは、
「いつ辞められる?」「早く!」

野党からは、
「辞められる総理(内閣)と協議なんて…。」

求心力より大きな遠心力が働く時、
政治・政党の舵取りは一気に困難になる。

この国難の時の権力闘争はいい加減にしなければならないし、
1年毎に総理大臣が代わる日本の政治を何とかせねば…と、
つくづく思うが、
政治・政治家には「潔さ」も必要か。

基本法の成立と第二次補正予算の成立など復興への1つの道筋、
公債特例法案や税法など重要法案の成立、
加えて、
「大連立」など強い政治結束力の実現、
など、
国民のために得られるものが大きければ、
諦めなければならないこともある…、か。




4:00過ぎに起床。
「活動日記」の入力・送信。
自らの行動と考えをまとめて発信する。

宿舎に持ち帰った資料にも目を通し、
情報と教養を整理・吸収する。



8:30国会に入る。

9:00から国会対策委員会の役員会。
その後、政府との連絡会。

「不信任案否決」の騒動から一夜、
まだまだ続きそうな政局を打開し、
法案や第二次補正予算を審議・成立させるための、
今後の国会対策方針等、協議する。


その後は、国会内で、
審議日程、与野党協議に関する連絡・調整。

特に、自公民三党で進められている
「復興基本法案」の修正協議については、じっくりと担当者と。

合意・成立まで、あと一歩?


昼過ぎからは、
一年に一度、この時期作成する
自身の「国政報告」冊子の校正のための、
スタッフとの打ち合わせ、資料の整理・収集等。


16:30から約1時間は、
議員会館内の健康センターで体を動かし汗を流す。
リフレッシュ!

18:00以降は、
国会内の控室に戻り、
資源エネルギー庁、国土交通省住宅局からの報告を受ける。

緊急かつ柔軟な制度の改善・運用で、
また補正予算の成立で、何より現場の関係者のご努力で、
ガソリンも、仮設住宅も、供給のための努力が注がれている。

しかし、被災地現場の状況は如何?


19:00以降は、
議員会館自室に戻り、事務作業等。

地元とも連絡をとりながら、
小中学校の施設整備のための交付金の配分状況等、伝達。


21:00過ぎ、
宿舎近くの行きつけの料理店で、一人、夕食。

栄養を補充。

一週間の反省をし、
政局を乗り越えて、新しい国会を、政治をつくる決意を…。

休養も十分に…?
Date: 2011/06/03


騒動を終えて・・・


本当に情けない
権力争い騒動を見せてしまった…。


この時期に信じられない「不信任案」の提出。


野党から出された不信任案に、
よもや、与党内から同調(賛成)しそうな状況も…。

結果は、
最小限に抑えることが出来たが、
過熱する報道に煽られ、感情に流された一連のゴタゴタに、
私は、国民の皆様に対して甚だ申し訳なく、
心からお詫び申し上げたい。

これが現実なのだが、
自身、心底、情けなく思う。



昼、民主党「代議士会」で述べられた
菅総理の、
「若い世代に責任を引き継いで」とのご発言。

確かに、
一時的かつ表面的な融和には、危機の回避には、
一定の意味を持つものだったと思う。

辞任?いつ?どの段階?
そのような短期的なことを超越して、
私はいろいろなことを考えた。


尊敬も感謝もするが、
戦後から高度成長期、
バブル崩壊、平成不況、そして人口減少時代の今、
時代は変わり、世界は動くが、
政治は動いているようで、本質は変わってこなかった…。

国民周知の課題はあるのに、
克服のための抜本的方策は示されず、実行されてこなかった。

代表される社会保障と税の改革をはじめ、
国と地方の関係、政治と官僚の関係など、
今、まだ試行錯誤ながら、
少しずつ、動き始め、変わり始めてはいるが…。


名称と形は変われど、
ある意味では、
長期の自民党政治をつくり担い、それに頼り、

逆に、在野では、
ただ批判し票を集めてきた政党と議員ではなかったか。

旧来の、一部の大物政治家に依拠してきた政治、
その政治に依存し、分配だけを求めてきた、
私たち国民ではなかったか?

それぞれに志を掲げて、
いろいろなものを背負い、
国会に居る者同志、権力闘争は常、なのかもしれないが、
相変わらず、いや、ますます
「国民の期待」からかけ離れている状況は看過できない。


国民の選択で、選挙で、
日本の経営者を代える「政権交代」に、
歴史的な意義は大きかった。

しかし、民主主義の、政党政治の
この当たり前のことを成し遂げるために
私たちが訴える政策は、私たちがとってきた行動は、
果たして現実的であったのか?


今回の騒動は、
すべてが時間の浪費だったと思うが、

せめて、
すべてを省みて改める機会にすることで、
歴史には、将来には、国民のためには、
転換変革への契機としたい。




朝から、
議員間の面会や連絡等、積み重ねる。


9:00からは、
「国会対策」の打ち合わせ。

今日は、
究極の「国会対策」を行わなければならない日?


以降、国会内で、
事態の収拾と打開、沈静化のために奔走する。

このエネルギー、
向けるべきテーマが違う。
明らかに違う。


時間を長くとり、
会場も、広い衆議院の講堂で、
12:00から「代議士会」。

私も、執行部席に座らされ、
菅総理からのご挨拶を、

また、ちょうど一年前の今日、6月2日、
同じ会場で行われた両院議員総会で総理を辞任された
鳩山先輩をはじめ、同僚議員からのご発言を拝聴する。


予定を遅れ、
13:30から開会された本会議に出席する。

野党3党から提出された
「内閣不信任案」の趣旨弁明、討論、そして採決が行われた。

「政局よりも復興」
「与野党協力して国難にあたろう!」
「よろしくお願いします…」
山井議員の反対討論に沸く。

反対多数、
何とか否決されたが、
残念ながら、与党から、2名の議員の造反、
15名の議員の欠席という「傷」も残した。

いろいろ悩み考えた末、
反対という行動をとった議員も多く。

その過程で、
議員同士、人間同士の、
つながりやぶつかり合いもあった。

こういう時にこそより分かる人間。


16:00以降は、国会内で、
国対役員や、挨拶に来られた菅総理らと。
今後の党内・政権の改革方針や対応等についても協議。


夜は、先輩・同僚議員らと、
夕食を共にしながら反省会。


それぞれが悩み、疲れ、傷んだ数日。

被災され、
それ以外にも辛い立場にいらっしゃる方々のための、
将来のための時間であったのか、苦労であったのか?
ただただ反省…。

電話で子どもに説明することにも言葉がなかった。

こうした内輪揉めを繰り返さない政党に、
権力闘争に時間と費用を浪費しない政治に変えるために、
全力を注いでまいりたい。


早めに帰宅、就寝。
Date: 2011/06/02


残念だが、これも現実・・・


今日から6月。

曇天、雨中の時にこそ、
共に地を固めたい。


8:00過ぎから、
民主党「総務部門会議」に出席。

国と地方の関係、
軽油引取税の暫定税率の税収から
トラック・バス協会への交付金のあり方等について、検討。


9:00からは、
安住国対委員長らと、
「国会対策」について、役員打ち合わせ。

???
なぜか、この時期に提出される「不信任案」への対応等、
協議する。

会期、二次補正予算、基本法はじめ法案審議、
国民生活のための、被災地復興のための国会になるよう、
与党「国対」の責任は重い。


11:00からは、
「座長」を務める
応急仮設住宅建設促進のための民主党プロジェクトチームの会合。

現場の皆様のご尽力により、
5月末時点で、27,200戸の仮設住宅を建設。

柔軟かつ迅速な対応により、
家賃補助も行われ、民間賃貸住宅への入居も増える。

旅館・ホテルへの二次避難もされている。

今後は、
用地の確保、インフラ整備などを行いながら、
まだまだ不足する仮設住宅の建設を進める。
同時に、商店や漁業など、生業と住宅とを合わせ整える。
孤立化を防ぐこと、介護やバリアフリーも、大切。

避難されている皆様の住環境の改善のために、
政府の、制度の不備・不足を継続的に点検・改善していきたい。


12:00からは、
各委員会筆頭理事を集めた「拡大国会対策会議」。

国会日程について、国対対応方針について、
各委員会での法案審議状況等について、伝達・共有・協議。


午後は、
15:00から、
国家基本政策委員会で「党首討論」。

45分間、
菅総理と、自民・公明党党首との討論。

かみ合わず、なじり合い、ぶつかり合う。
託され、ご覧になっている国民の皆様のご評価や如何?

「不信」を突きつけようとする国会そのものに、
国民からの不信…。

自戒と自省を込めて…。



18:00には、
野党から、衆議院に、
「内閣不信任案」が提出された。

信じられないことだが、
3副大臣、3政務官の辞表提出の報も。


その後は、
夕方から、夜まで、深夜まで、
党内状況を分析しながら、
国会内外で個別に会い、話をしながら、

不信任案が否決されるよう、
そのために、間違っても、
政権・与党から造反が出て、
賛成されることがないよう、働きかけを行う。

感情のぶつかり合いを強調され、
報道・喧伝され、情報戦の様相も。

「こんなことやっている場合か…!」との感。
しかし、これが現実…。

権力闘争をやっている時ではない。
感情によるぶつかり合いは賢く乗り越えなければならない。

忸怩たる思いを抱きながら、
最悪の事態の回避へ、まずは万全を尽くす。


眠れない夜・・・。

Date: 2011/06/01
 

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