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  国会飛脚便 三日月大造国会質疑概要
REPORT


  VOL.25 「建築物の『構造計算書』偽装問題」
      住民対策急げ! 真相・実態の徹底解明を!!
    国土交通委員会にて閉会中審査「NHKテレビ中継」に初登場! 平成17年11月29日
 
質疑の様子をムービーでもご覧いただけます → 


  新たに発覚した大きな社会問題「耐震強化偽装問題」について、民主党は、国会での閉会中審査の開催を強く求めた。結果、11月29日と30日の二日間に亘って、衆議院にて国土交通委員会が開催されることとなった。
三日月大造議員は、29日開催の「参考人質疑」で質問に立ち、「構造計算書偽造」について参考人として出席した建築主、設計者、施工者、検査機関の各者に厳しく質した 。
   
 

住民の不安を考えよ!

冒頭、武部自民党幹事長の「悪者探しに終始するとマンション業界が潰れ、景気がおかしくなる」との発言に対し、「住民よりも業界優先」という認識について猛省を促し、委員会として抗議すべきだと主張した。

最初に、住民への説明も二転三転、誠意ある対応を一向に示そうとしない(株)ヒューザーの小嶋参考人への質問。「小嶋氏から様々な方面への圧力」について着目し、資産がなくなりローンだけが残る住民への圧力や「『勝手に動くな』という設計者・施工者への圧力の有無、政治家を介した国交省への圧力、偽装事実の公開を止めようとした圧力などについて質すも、逆ギレもし、支離滅裂な説明に終始。三日月議員は「住民の方に向いた対策を取るべし」と主張 。

利益重視で、法令遵守されなかった実態・・・

次に木村建設(株)に対し、「姉歯建築士との取引において、コスト削減圧力をかけ、法令が遵守されない結果となったことについての責任」、「姉歯建設設計事務所に対し『架空請求書』を要求し、『リベート』を得ていたこと」などを質問確認。東京支店長だった参考人からは、「架空請求書」「カネの還流」の存在を認める答弁。社長は「自分は何も知らない」。経営者も知らないふり?建設会社と設計事務所の異常な関係が明らかになった。

 

今日の「構造計算書」偽造は「氷山の一角」!

さらに、この偽装が、検査機関で結果的に見過ごされたことについて、イーホームズ鰍フ藤田参考人に質問。「姉歯関係以外にも『まだまだ他にもある』との発言の真意」、「構造計算書偽装を今日まで見抜けなかった原因」、「構造計算ソフトを使った審査過程」等について確認。藤田参考人からは「審査で『偽装』を見抜くことは困難…」、「今回の不正が発見できたのは検査の民間開放の成果だ」との的はずれな答え。


今回の質疑を通じて、新たに多くの事実が明らかとなった。引き続き国会閉会中ではあっても、国民の生命・財産を守ることの重要性に鑑み、徹底した委員会審議を要求していく。(委員会終了後には、多くの国民から激励とご意見の電話やメールを頂きました。心から感謝します。これからの活動に活かしてまいります)


 

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