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  国会飛脚便 三日月大造国会質疑概要
REPORT


  VOL.8 RDエンジニアリング問題の早期解決を!
             国の「産業廃棄物行政」を質す!
    決算行政監視委員会「第1分科会」にて質疑 平成16年5月17日
 
質疑の様子をムービーでもご覧いただけます → 


  三日月大造議員は、5月17日(月)に開催された衆議院決算行政監視委員会「第一分科会」において、環境省所管の事項について、質疑に立った。環境立国・滋賀県を代表して、地元の懸案である「RDエンジニアリング問題」の早期解決、付随する産業廃棄物行政の課題について厳しく指摘・追及。(ちなみに、三日月議員の前に質疑に立ったのは、昨年の総選挙で鎬を削った同じ滋賀県第3区の宇野治議員)
不正処理による汚染や健康被害の恐れに悩む地元有権者の声を代弁し、国民の生命・健康を守る立場から、また経済の静脈・排泄機能整備の観点から、不正処理についての公の責任の明確化、公的資金の投入も視野に入れた早期解決、廃棄物の排出・運搬・処分の一元管理の必要性を強く主張した。
   
 

三日月議員の質疑時間は30分。
経済活動の結果出てくる「産業廃棄物」を「如何に少なくするか?どう再使用・再利用するか?」「環境に悪影響を与えずに、どう処理するか?」という2点が重要かつ喫緊の課題であると立場で質問。

産業廃棄物の排出量・処分量の把握はどのように行われているのか?
国内における不法投棄の状況は?
「産業廃棄物税」が産業廃棄物の広域移動や不法投棄を誘発する懸念があるが、その状況をどのように把握しているか?
産業廃棄物は広範囲かつ多数の事業所等において、大量に発生し広域に移動する特性を持っている。最新技術(「電子マニフェスト」や「ICタグ」など)を活用した廃棄物追跡システムなどの実施の可能性を追及すべきでは?
「RDエンジニアリング」のような安定型処分場における不適正処分事例も、「ダイオキシン対策法」の維持管理対象になるか?また「産廃特措法」の「特定産業廃棄物」の支障除去等事業として国庫補助及び地方債の特例を受けることが出来るのか?

これらの質問に対し、環境省からは、「産業廃棄物の排出量・運搬量・処分量を適正に把握していく」「悪質業者への徹底的な取り締まりを行うと共に、優良業者を育成していきたい」「RDエンジニアリングの事例もダイオキシン除去のための必要な措置を講ずるべき。当然『特定産業廃棄物』となる。厳格に対応していく。」といった旨の回答があった。

そして環境大臣からは「不法投棄がなぜ今まで放置されたのか、何故国として把握できなかったのか、こうしたことをチェックするシステムに問題があり、結果として自然に、国民の生活に被害を及ぼし、多額の公費を投入して処分せざるを得なくなってしまった事例を受け止めるべき」との答弁があった。

最後に三日月議員から「産業廃棄物の排出量・運搬量・処分量を的確に把握し、不正に処分された事案については、公的資金を投入してでも被害が甚大化する前に一日も早く食い止めること」を強く求め質疑を終えた。



 

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