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キラリ通信

2019年

08月

20日

令和元年(2019年)8月20日(火曜日)

信楽短期居住4日目は、朝から岩永甲賀市長とともに多羅尾小学校を視察。

多羅尾小学校は、全校生徒10名という小規模校ですが、その特徴を活かして一人ひとりに向き合った教育をされています。

特徴的なものとして御紹介いただいたのが、32年にわたり取り組まれている芸術創作活動「トライ・オペレッタ」です。全校生徒でひとつの物語を創り上げ、演じることで豊かな表現力と感性を育み、深い人間関係を構築することができるとのことです。これまでの作品をビデオで見せていただきましたが、迫力のある歌声でいきいきと演じている子ども達の姿に感動いたしました。

またその後、知事チームと市長チームに分かれて、ボッチャ体験。誰もが楽しめるボーダーレスなスポーツでとても楽しかったです。

 

その後、県立信楽学園を視察。信楽学園は、概ね15歳から18歳の知的ハンディキャップを持った子どもたちが、自立に向けて陶器の生産などで「働くよろこび」を感じながら、「社会的自立」に向けて寮生活を送っているところです。

陶器生産の実習では、連続テレビ小説「スカーレット」のカラーである緋色をイメージした「汽車土瓶」作りに励んでくれていました。

信楽が全国から注目されることで、昭和27年の設立から70年近く続けてきた信楽学園の活動にも注目が集まればうれしく思います。

 

その後、朝宮に移動して、滋賀県茶業会議所や信楽茶業協会、朝宮茶生産者の皆さんと「オーガニック茶」への取組についての意見交換をさせていただく。

現在、朝宮では、海外への市場開拓も視野にいれて、化学肥料・農薬不使用の生産に取り組まれている茶農家が増えてきています。

本県としてもブランド力を高め、産地間競争に勝ち残っていくためにも、オーガニック生産の取組を進めてまいりたいと思います。

 

続いて、県立信楽高等学校で開催された一日体験入学を視察、激励しました。信楽高校では、セラミック系列やデザイン系列の特色ある教育を実施しており、毎年県内外の中学生を対象として体験入学を開催しています。

今年も県外から10名の生徒が参加してくれました。県内外から多くの皆さんに入学していただき、信楽焼をはじめ、信楽の地を盛り上げていただきたいと思います。

三日月大造

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